図書館からのお知らせ

「1リットルの涙」 (916 S/KiA 3階閲覧室)

2006.06.07

昨年の10月のことです。いつものように閲覧室で書架の整理しているとこの本が目に入りました。ちょうどテレビドラマになっていたので、誰かが手にとってそのまま置いていたのでしょう。この本は10年以上も前に図書館に入ったもので、最後に貸し出されたのは平成10年です。話題性もあり、掲示板でこの本を紹介しました。すると7人も貸出がありました。内容はサブタイトルが表す通り、難病(脊髄小脳変性症)と闘う少女の日記です。この時の亜也さんは皆さんと同じ年頃です。テレビで見た人、福祉を目指す人、初めて知る人、是非読んでみてください。

「いのちのハードル」(916 S/KiSh)は一緒に闘ったお母さんの手記です。併せて読んでみてください。(C)
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「モリー先生との火曜日」 (93A6/AlMi/(f) 3階閲覧室)

2006.06.04

作者であるミッチは大学卒業後、16年ぶりにモリー先生と再会します。
モリーはALS(筋萎縮性側索硬化症)で余命4~5ヶ月と宣告されていました。
この本は、モリーの死の床で毎週火曜日に行われた2人だけの最後の授業の記録です。愛、仕事、社会、家族、老い、許し、そして死について。

「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかを学べる」モリーの言葉はどれもシンプルなものです。語られる言葉は決して多くはありません。しかし、モリーの悲しみを知っている心や多くの愛、そのシンプルな言葉が私たちの琴線に触れ、深い感動をおぼえるでしょう。(M)
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「ウィッシュリスト:願い、かなえます」 (933/CoEo 3階閲覧室)

2006.06.04

舞台はアイルランドの小さな町。14歳の不良少女、メグ・フィンは強盗に入ったアパートで命を落としてしまいます。一旦は地獄に落ちかけたメグでしたが、天国に行くチャンスを与えられることになります。天国に行けるような霊魂になるため、死を間近に迎えた老人の願いをかなえに現世に行くのですが・・・・。

表紙がかわいいという理由でこの本を読み始めたのですが、魅力的な登場人物、奇想天外な設定とスピーディな展開にすっかりハマってしまいました。幽霊話なのにどこか血の通った胸の熱くなるファンタジーストーリーです。とても読みやすいので「読書は苦手・・・」という人にもおすすめの一冊です。(A)

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