図書館からのお知らせ

「人生を変える話し方の授業」 北平純子(著) 中経出版 2011

2018.05.29

大人数の前で話すのが苦手でどうしてもあがってしまう、また誤解されやすい話し方になってしまうので直したいと思っていた時に、目についたのがこの本でした。タイトルには半信半疑でしたが、話し方を変えたことで人生が好転した実話や、話し方が劇的に上達するポイントが紹介されており、読んでいるうちにタイトルの意味を理解することができました。いくつかのポイントの中で大きな声を出すことが挙げられていますが、あるバレーボール部の顧問からキャプテン選びの条件として「技術の上手、下手は関係なく声が大きい、一人ひとりに声を掛けチームを引っ張ってくれる面を持っていること」と聞いた事があり納得しました。また、人前であがらないのはてっきり才能なんだなと思っていましたが、話し方を練習することによってあがらないコツを身につける方法があるなど、なるほどと頷く事ばかりでした。大きな声を出すのが苦手な人や上手く話をまとめられないと思っている人におすすめできる本です。是非読んでみてください。(C)
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