京都光華女子大学 キャリア形成学部 キャリア形成学科 ニュース シチズンシップを学ぶ授業を行っています

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学生の活動

シチズンシップを学ぶ授業を行っています

キャリア形成学科は、1年生の必修科目として「シチズンシップ」という科目を提供しています。

一般的に大学の授業というと、大きな講義室で話を聞くスタイルを想像される方が多いのではないでしょうか。シチズンシップではコミュニケーションと自分なりの意見表明を大事にした講義を展開しています。

2015年には選挙権年齢が18歳に引き下げられました。また、裁判員制度においては2017年現在でも20歳以上が裁判員になる可能性があります。若者といえど社会的責任はますます増してきています。そのような中で、答えのない様々な社会問題や社会の現象について、自分なりの考えや意見を表明する力、わからないなりに答えをだす力が重要になります。

 シチズンシップでは、クリッカーという、リモコンを一人一人に配布し、リアルタイムで投票結果がわかる設備を用います。

質問や投げかけに対して自分なりの意見を投票によって表明したり、隣同士でなぜそのような考えに自分が至ったのかをもとに議論を行うペアワークを行っています。

これからは消費税、年金、死刑制度についてなど、ますます判断の難しい、様々な意見がある問題に取り組んでいきます。よきシチズン(市民)になり、社会にはばたく準備をしながら、学生のみなさんと考えの「ゆらぎ」を楽しんでいきたいと思います。

担当教員:乾明紀准教授・加藤千恵教授・高野拓樹准教授・朝倉眞一非常勤講師・三木俊和非常勤講師(撮影)