キャリア形成学科2年生の科目、「キャリア形成ゼミI」（担当教員：澤井律之教授他）では、「文章読解・情報の収集・整理・要約とコミュニケーション力の養成」をテーマに、卒業後の自分の将来を見据えて、幅広い視野と教養を身に付けることを目的としています。

4月23日、日頃から本学の環境教育（環境教育推進室長：高野拓樹准教授）とも関わりのある京都市環境政策局の方を本講義にお招きし、ごみ減量の必要性や課題、新しい条例内容についてお話しいただきました。従来、京都市のごみに関する主な条例は「京都市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例（廃棄物条例）」が制定されていますが、平成27年10月に、ごみ減量のための新しい条例が制定されることになりました。

条例改正のポイントは、主に以下のふたつです。
１． ＜２Rの促進＞
ごみになるものを作らない・買わない「リデュース」と、再使用する「リユース」
２． ＜分別の促進＞
市民・事業者が缶・びん・ペットボトル・紙ごみなどの分別を必ず行う

また、京都市では現在、この新条例の愛称を募集しており、講義終了後に、本授業を受講した学生たちも新条例の愛称案を提案させていただきました。「もしかすると私が考案した愛称が選ばれるかもしれない！」、と学生たちは顔を見合わせ、声高らかに話しました。

なお、愛称は5月末に発表されます。