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教員コラム

子ども用車いす(バギー型車いす)と誤解

最近、街ではいろんな子ども用バギーを見かけますね。私事ですが、来月初孫が生まれますので、先日、バギーを買いに行きました。いろんなタイプがあり、自分が子育てしていた頃とは隔世の感があります。そんなバギータイプの中に、障がいや病気の子どもたちのための車いすがあることを知っていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バギー型車いすを利用している子どもたちは、座位保てないので固定ベルトや人工呼吸器(約10kg)が必要です。そのために、頑丈なフレームがあるバギーを利用しています。しかし、一見、普通のバギーと思われてしまい、電車やバスの中で迷惑そうにされてしまいます。そのために、外出を避ける保護者の方たちもおられます。出来るだけ込んだ時間帯を避けて、利用している人たちが多いのですが、どうしても都合で利用する場合もあります。

 

 

最近は、随分とバリアフリーが進んでいますが、心のバリアフリーの解消には届いていません。いろんな事情で生活している人たちへの、理解と配慮がもっと必要なのでしょう。社会福祉を学ぶことは、このような理解と配慮を学ぶことでもあります。

よく知られている子供用バギー

バギー型車いす