Koka's Heart

こども教育学部 こども教育学科

学ぶ楽しさ

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学ぶ楽しさ

幼い頃から漠然と、先生になりたいと考えていた。幼稚園や中学校・高校で教えることにも興味があったが、大学で勉強するうちに「小学校の先生になりたい」という思いが次第に高まっていった。

きっかけは、小学校での授業支援をする学生ボランティア。2年次に進級する前の春休みから参加して、もう2年目になる。丸付けをしたり、授業に集中できていない子どもに声を掛けたり、先生たちのお手伝いをする。1年生のクラスはとても元気で、手が掛かるけど可愛くて仕方がない。小学校へ行く前日は毎回緊張するし、上手く対応できるだろうかと不安になることもあるけれど、帰るときには「今日も楽しかったな」と思えるから不思議だ。ボランティア先の先生から「いつも本当に助かる!ありがとう」と言っていただけることも原動力になっているのだと思う。私一人の力でも、これほど助けになれるのかと感慨深い。運動会にも、お手伝いに行かせてもらえないかと自らお願いして参加することになった。

「子どもたちに『勉強は楽しい』ということを伝えたい」とボランティアに行くようになって、強く思い始めた。これまではどうして教員を目指すのかと聞かれても、理由を上手く言葉にできなかった。けれど、実際に子どもたちと接して、小学校教員という職業を間近で見た今なら即答できる。『わかる楽しさ』を知った生き生きした子どもを育てたい。子どもたちが安心できる、母親のような包容力を持った先生になりたい。自分が目指す未来が明確になった。

今、勉強がすごく楽しい。教員採用試験の勉強に向けて、一カ月ごとに達成目標を定め、夢を叶えるために計画的に勉強するようにしている。私は興味を持ったことを全部やりたいタイプだから、何から頑張ればいいのか優先順位を見失ったこともあった。でも、そんな時にはいつでも大学の先生が寄り添い支えてくれた。親身になって悩みを聞いてくれたり、アドバイスしてくれたり。先生と話す中で自分の気持ちを整理し、進む道をしっかりと見据えることができたのだと思う。いつかの授業終わりに、先生の研究室で時間を忘れるほど話をしたこともあった。気がついたら外が真っ暗になっていて驚いたのを覚えている。授業や将来についての相談だけでなく、好きなアーティストや美味しいかき氷のお店についてなど、どんなことでも自然に話せる。安心してありのままの自分を出せる先生がいて、本当に幸せだと心から思っている。

私に『学ぶことの楽しさ』を教えてくれた大学。私の頑張りを認めて応援してくれる友だち。あたたかい教職員の方々と、同じ志を持った級友に囲まれたこのキャンパスで、夢への道を一歩一歩進んでいく。

私の人生のキーワード

“私のモットー”

大学生活は、想像以上に充実した毎日。入学したその日から「この大学に来てよかった」と思えたほど。限られた大学生活を存分に楽しむため、何事にもまず挑戦することをモットーに行動している。その決意を支えてくれる環境が、京都光華にはあるから。

私のモットー

“あかね祭実行委員会”

副部長を務めたあかね祭(大学祭)実行委員会。副部長としての立場に悩んだ時に職員の方に相談をすると、すべてを受け止め共感し、そして助言してくださった。これほど親身になってくれるのかと、普段は人前で泣かない私なのに、自然と涙があふれた。救われた瞬間だった。

あかね祭実行委員会

“ありのままの自分”

京都光華には、心を許して、安心して話ができる先生がいる。先生同士も仲が良いし、私たち学生も話し掛けやすい。一人の人間として関わってくれていると感じられるから、教員と学生という関係でも“ありのままの自分”でいられるのだろう。

ありのままの自分
在学生 短期大学部 ライフデザイン学科
在学生Y.A

こども教育学部 こども教育学科 学校教育コース
(京都府立 田辺高等学校出身)
幼少期は恥ずかしがりやな子どもだったが、小学校や中学校、高校で学級委員や生徒会を経験する中で、人前で話すことが楽しいと思うように。何事もまず挑戦する、アクティブで前向きな性格から、ボランティア活動やあかね祭実行委員会、オープンキャンパススタッフなどさまざまな活動に参加。教員や友人からもお墨付きの努力家で、現在は小学校教員を目指し、日々勉強に励んでいる。 ※2018年度取材