Koka's Heart

健康科学部 健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻

宝物の日々

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宝物の日々

中学生から10年間続けた陸上競技。辞めたくなったこともあったけれど、周りのみんなに支えられて、ここまで続けることができた。

高校時代から親元を離れての寮生活。食事は基本的に自炊で、アスリートに必要な栄養素を調べてレシピを探し、さまざまなメニューを試していた。大好きな陸上を続けながらスポーツと栄養について本格的に学びたいと思うようになったころ、部の監督に京都光華を勧められた。ここなら陸上と栄養学が両立できると、京都への進学を決めた。

地元の長崎から関西へ出てきた友人は少なかったけれど、大学に入ってすぐ仲間がたくさんできた。個人競技と思われがちな陸上競技も、実際は一緒にがんばる仲間がいて強くなれるもの。みんなでわいわいと練習するのも楽しかった。

1年生のとき、駅伝で全国大会への切符をつかんだ。しかしその後の成績は振るわず、スランプにけがが重なり悩む時期が続いた。それでも周りに心配をかけまいと気丈に振る舞う私を、部員も監督も、そっと見守り励ましてくれた。「大丈夫?」と声を掛けてくれる、ただそれだけで救われたし、早く治してみんなと練習がしたいと強く思った。監督から副主将に任命されたときは、私に務まるのかと不安になったけれど、みんなが「一緒にがんばろう」と背中を押してくれた。その優しさに触れ、勇気をもらったからこそ、その期待に応えたいと、きついときほど笑顔で周りに気を配るよう心掛けた。

もちろん、授業に対しても全力。私がゼミ課題や実習で行き詰まっていると、いつも絶妙なタイミングで先生がアドバイスをしてくださった。大学に来るまで、あまり先生と仲良くなるタイプではなかったのに、京都光華の先生にはなんでも話せたから不思議だ。朝早くからの研究指導に、就職活動の相談。部活ばかりの私を支えてくれた先生方には感謝してもしきれない。

京都に来て4年。私はどれほど成長できただろうか。継続する力、努力する力、思いやる心。今まで陸上一本でやってきた私だからこそ、今度は仕事に夢中になってがんばりたい。社会に出て、きっとこれからたくさんの人に出会うだろう。その中で、誰かに頼りにされるような、素敵な女性になりたいと思う。そう、京都光華で出会ったみんなのように。陸上を通して得たもの、授業を通して得たもの、友だちや先生との関わりの中で得たもの。そのすべてが今の私を形作っている。そう思える経験をたくさんくれた、この大学での4年間が私の宝物だ。

私の人生のキーワード

“お気に入りの授業”

授業の中でも熱心に取り組んだのは、スポーツ栄養の授業。スポーツ選手に必要な栄養素について学ぶ授業は、自分の経験と重なる部分もたくさんあり、自分自身の生活にも生かすことができた。実践につながる学びがあるところが、京都光華の魅力。

お気に入りの授業

“私のモットー”

何事も、一度決めたことは最後までやり遂げることを信念としてきた。長距離も走りきることが重要で、スピードや持久力を考慮しながら集中して走る。辛い瞬間もあるが、完走したときや結果を残せたときは清々しい。これから社会に出ても、目指した目標に向かって、走り続けたい。

私のモットー

“友人であり、良きライバル”

長崎の地元からは関東へ進学した友人が多く、京都で会える人は少なかった。それでも大会に行けば旧友たちと会うことができたし、がんばっている姿を見て、私もがんばらなきゃと励みになった。大学でできた友人はもちろんだが、高校時代の仲間も変わらず良き友人であり、ライバルだ。

友人であり、良きライバル
Message from Parents

幼いころから活発な子どもで、何事にも前向きにチャレンジしていくがんばり屋なところは変わらないね。料理をするより食べる方が得意で、家ではキッチンに立ったこともなかったのに、自分で献立を考え調理できるようになっていたのにはびっくり。4年間、勉強と部活動の両立お疲れさまでした。これからも、社会の役に立てる人になれるようがんばってね。遠くから、いつも見守っています。哲二(父)、明美(母)

在学生 健康科学部 健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻
在学生K.A

健康科学部 健康栄養学科 健康スポーツ栄養専攻
(長崎県立 諫早高等学校出身)
長崎県島原市出身。中学時代から続けていた陸上競技で京都光華女子大学 健康科学部にスポーツ推薦にて2013年入学。健康スポーツ栄養専攻で運動と栄養について4年間学ぶ。陸上競技部では1年生で全国大会を経験し、得意の長距離で活躍。副主将を務め、チームとしても結果を残せるよう部員たちをまとめてきた。2016年度より2年間、京都光華女子大学の顔として広報モデルを務める。 ※2016年度取材