ボランティア活動からみつける新しい私
A.Mさん さん言語聴覚専攻 2年生
2017年09月11日更新
Q.あなたが大学生活で力を入れて取り組んでいることを教えてください。
私は、「NPO法人フェア・プラス」に所属し、ボランティア活動を行っています。「フェア・プラス」は、障がいを持つ方々の講演会に参加したり、フィリピンで製造した小物を日本で販売するなど、障がいを持つ人たちや発展途上国の人たちと、仕事を通じた社会の架け橋を目指した活動をしています。
Q.その活動に挑戦しようと思ったきっかけ・理由を教えてください。
大学生活を通して、多くの人と出会いたいと思うようになったことがきっかけです。また、現在は、「フェア・プラス」のボランティア活動だけでなく、本学独自のラーニング・コミュニティ「学Booo(まなぶー)」でも活動しています。「学Booo(まなぶー)」では、“オレンジサポーターズ”に加入し、食べ物を咀嚼したり飲み込むことが上手くできない方へ、飲み込みやすく配慮された食べ物を自分たちで考案し提供するといった活動を行っています。このように、学生時代にしか取り組めないような活動にも積極的に参加しています。
Q.その活動で特に印象に残っている出来事やエピソードを教えてください。
「フェア・プラス」メンバーで、「“障がい”とは何か」をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映会を開催したことです。
多くの方に見てもらえるよう広報活動を行う中で、どのような広報活動を行うのか、予算を含めて検討を重ねました。この取り組みを通じて、周りの意見を聞くこと、仲間と話し合うことの大切さを学んだとともに、責任感を持てるようになりました。
Q.その活動を経験していく中で自分自身が変わったこと・成長できたことがあれば教えてください。
ボランティア活動を行うようになってから、行動的になり、普段の行動範囲も広がっていきました。
また、話し合いのときに積極的に発言するのはもちろんですが、自分以外の意見の大切さを知り、相手の意見にもしっかりと耳を傾けるようになりました。そして、ボランティア活動以外でも、傾聴や全員が話しやすい環境をつくるため、周りに声を掛けるように心掛けています。
Q.今後、チャレンジしたいと思っていることや、上記の活動以外に力を入れている活動があれば教えてください。
大学卒業後に向けて、ファイナンシャルプランナーなど、さまざまな資格取得を目指すことです。また、ボランティアを通して学んだことを生かしながら、実際に発展途上国へ行き、現地の人と交流を持つなど、積極的に行動したいと考えています。
Q.高校生に向けてメッセージをお願いします。
皆さんは、どんな大学生活をイメージしていますか?
大学には、さまざまな活動があり、自分の行動次第で自分のイメージした大学生になることができます。皆さんも京都光華でさまざまな活動に参加し、たくさんの人に出会い、充実した学生生活を過ごしてください。