作業療法専攻(仮称)

作業療法専攻(仮称)

2024年4月開設予定(設置構想中)

  • 設置計画は予定であり、内容が変更される可能性がございます。ご承知おきください。

京都光華で
“こども”に寄り添う
作業療法士に

建学の精神「仏教精神に基づく女子教育」のもと、他者を配慮し、思いやる心を持ち、人生のあらゆるライフステージにおける「こころ」と「からだ」のリハビリテーション専門職として、その人らしく生き生きとした生活を送れるよう支援する人材を養成。
高齢者の支援だけでなく、こどもの発達障害に強い作業療法士を養成します。「発達障害リハビリテーション」を学ぶことで、発達障害児とその家族の共育ちを目指し、それぞれの特性を生かした作業療法や、作業療法を通して家族を支援する力を身につけます。

京都光華ならではの
3つのプラス

  • 01

    多職種連携

    Multiprofessional
    collaboration

    京滋地区トップクラスの医療・福祉分野の専門職養成の幅広さを生かした多職種連携教育を行い、他学科の学生とともに各専門職の役割や目的、視点の違いへの相互理解を深めます。

  • 02

    地域防災支援

    Local disaster
    prevention support

    人々の健やかな暮らしを支えるため、災害時・緊急時に求められる医療や生活支援における作業療法や、災害前後に地域で暮らす人々を支援するためのリスクマネジメント方法について学び、Well-Beingを支える安全危機管理生活支援に関する専門的な力を身につけます。

  • 03

    伝統文化

    Traditional culture

    茶道や和菓子作りを通じて、作業分析を行う「京都伝統文化作業技術論」を設置。京都の伝統文化を活かした作業療法教育を展開します。

  • 取得可能な資格

    作業療法士(国家試験受験資格)
  • 想定する進路

    ● 児童発達支援センター
    ● 特別支援学校
    ● 医療施設(病院)
    ● 介護保険施設

    ● 職業センター
    ● 一般企業
    (福祉用具開発メーカー等)
    など

  • 学費

    入学金
    250,000
    授業料他
    1,400,000
    初年次 納付金合計
    1,650,000

作業療法士とは?

「こころ」と「からだ」の
リハビリテーション専門職

“作業”とは「食事」「料理」「服を着る」「字を書く」など、人が関わるすべての諸活動のことを指します。作業療法士は、病気やけが、認知症など、さまざまな要因で“作業”が行えなくなった方を対象に治療を行う専門職。その人らしく生き生きとした生活を送れるよう支援するため、身体的機能だけでなく、「精神」に対しても治療を行います。

対象者 仕事内容
作業
療法士
身体または精神に
障がいがある方
基本的動作能力・応用的動作能力(例:入浴、歯磨き、文字を書く等)社会的適応能力の予防・維持・改善に向けた治療・指導・援助
理学
療法士
身体に障がいがある方 基本的動作能力(例:立つ・歩く・座る等)の回復や維持および障害の悪化の予防
  • 「作業」とは?
  • 作業療法の目標
  • 作業療法士の活躍の場

「作業」とは?

食べたり、お風呂に入ったり、歯磨きをしたり…
人の日常生活に関わる全ての諸活動を「作業」と呼んでいます。

  • 日常的な生活行為
  • 仕事
  • 家事
  • 地域活動
  • 余暇
  • など

作業療法の目標

作業療法は「その人らしい」生活の獲得を目標に
「基本的動作能力」「応用的動作能力」「社会的適応能力」の維持・改善を図ります。

  • 「基本的動作能力」

    運動や感覚・知覚、
    精神・認知などの心身機能

  • 「応用的動作能力」

    食事やトイレ、家事などの
    日常で必要となる活動

  • 「社会的適応能力」

    地域活動への参加、就学・就労

作業療法士の活躍の場

医療や福祉・介護の現場はもちろん、
保健・教育・就労支援など社会のあらゆる場所で活躍できます。

  • 医療:病院/クリニック…
  • 福祉:児童発達支援センター…
  • 介護:介護老人保健施設/デイケア…
  • 労働:ハローワーク/就業・生活支援センター…
  • 保健:保健所/地域包括支援センター
  • 教育:特別支援学校/教育委員会…
  • 司法:刑務所/保護観察所… など

Well-Beingの実現のため、
さらなる需要が拡大

すべての人が安心して暮らせるWell-Beingな社会において、身体のリハビリだけでなく、
多様化・複雑化する社会・日常生活に対する「生きづらさ」を感じている方の心の拠り所となるケアを担う作業療法士。
その活躍の場は医療、介護、福祉の領域をはじめ、行政・地域が担う地域包括センター、
教育、労働、司法などの領域にも広がっています。
精神疾患を抱えた患者さんや発達障害を抱える児童に対する支援を行うなど、治療だけでなく予防的な働きかけや、
学校での教育支援や社会復帰の支援など、幅広い役割において、ますます需要が拡大していくと考えられています。
また、認知症患者も増加の一途をたどり、認知症に対する作業療法や、
地域における認知症予防に対する働きかけにおいても作業療法士が担う役割の必要性が
さらに高まっていくことが考えられています。