専攻紹介 [管理栄養士専攻]

「+の学び」で目指す未来を
実現できる管理栄養士へ

給食施設や病院での臨地実習により、確かな知識と実践的な技術を身につけます。食と栄養の専門職として社会に貢献できるよう、国家試験合格を目指します。

学びのポイント

  • 管理栄養士の資格取得を基盤に、
    新しい2つの「+の学び」でより専門性を高める

    管理栄養士や栄養教諭一種免許状の資格取得を可能とする段階的な学びで構成されたカリキュラムで、基礎学力の定着を徹底! クラスアドバイザーおよび国家試験対策委員が、学習進度に合わせた丁寧なサポートを行います。さらに、PBL(ProblemBasedLearning)やアクティブ・ラーニングといった授業方法を積極的に取り入れ、課題発見力・解決力、そしてチームマネジメント力を高め、修得した力を社会で発揮できる管理栄養士の育成を目指します。また、管理栄養士になるための学びをベースに、「+の学び」として、医療分野に特化した「メディカル栄養コース」、メニュー提案や食品開発に特化した「食創造コース」を導入。メディカル栄養コースでは、医療に携わる者としての専門的知識や課題に向き合う力を養います。食創造コースでは、子どもから高齢者までの健康管理に向けたメニュー開発や機能性食品の提案を行います。

  • 企業や地域との連携で
    +αの実践力を身につける

    地域社会の健康問題に適切に対処するには、課題発見力・解決力、そしてチームマネジメント力が必要です。外部企業との連携では、授業や実習で培った知識や技術を活用。学生が主体となり、依頼に合わせた商品企画を計画立案していきます。自身が考案した「食」を、社会に提供する取り組みにチャレンジすることができます。

    学生が企業と取り組んだ『そうだ、野菜とろう!』キャンペーン

取得可能な資格・免許状

管理栄養士(国家試験受験資格)

栄養士

栄養教諭一種免許状

食品衛生管理者(任用資格)

食品衛生監視員(任用資格)

健康運動実践指導者(受験資格)

専門フードスペシャリスト(受験資格)

フードスペシャリスト(受験資格)

フードコーディネーター(3級)

第36回 管理栄養士国家試験 合格率 91.4%

※合格者74名/受験者81名(2022年3月卒業生)

授業紹介

栄養学実験

人間は、生命活動を維持するために外界から物質を摂取して、体内で利用しています。この活動を栄養といい、取り入れる物質のことを栄養素といいます。栄養学実験では、栄養素を体内で利用(代謝)するために必要な消化・吸収の仕組みについての理解を深めることを目的として、生体内に存在する消化酵素を取り扱った実験を行います。実験を通じて、酵素の性質を理解するとともに、実験機器の取り扱いや測定手法を身につけます。

臨床栄養学実習Ⅱ

医療・福祉施設における栄養・食事療法の手法について学びます。食事や身体計測から栄養状態を理解する栄養アセスメント、献立作成・献立展開、調理、栄養教育の一連の流れを実践することで、体系的に栄養ケアマネジメントを理解します。授業では、患者さんの病気に合わせて献立を展開するための基礎知識を学んだ後、献立立案・調整、栄養指導などのロールプレイングを実施します。

実習ステップ

  • 実習
  • メディカル
    栄養コース
  • 食創造コース

1年次

調理技術と食品の特性を学ぶ

調理実習基礎・応用 など

基本的な調理技術を学ぶとともに、食品の特性や衛生的な扱いなど、調理学・食品学・食品衛生学の基礎について習得します。

2年次

献立作成に関する力を高める

食品学実験・栄養学実験
給食マネジメント実習 など

100食の大量調理に向けた調理技術の応用能力を養います。また、栄養学の理論を基に、一人ひとりに必要な栄養を献立に表す力を身につけます。

3年次

管理栄養士の実務を体験
大量調理や栄養管理の理解を深める

臨地実習(大量調理実習)
臨床栄養学実習(献立作成)
食品衛生学実験 など

臨地実習(給食/臨床)では、大量調理技術や病態に応じた栄養管理の実際について理解を深めます。

4年次

公衆栄養に関わる管理栄養士の
実務・役割を学ぶ

臨地実習(保健所実習)
教職実践演習(栄養教諭) など

保健所での臨地実習を通して、地域の人々の健康・栄養状態を知り、管理栄養士が果たす役割や業務を理解します。

主な実習先

臨地実習Ⅰ(給食施設)
[3年次]8・9月(5日間)

  • タケダメディカルフーズサプライセンター
  • 京都市柊野特別養護老人ホーム
  • 京都市小川特別養護老人ホーム
  • 京都老人福祉協会 京都老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム 清水苑
  • 裕榮福祉会 花たちばな認定こども園
  • その他 事業所給食、学校給食施設 など

臨地実習II・III(病院)
[[3年次]2・3月(10日間)

  • 京都大学医学部附属病院
  • 滋賀医科大学医学部附属病院
  • 日本赤十字社 京都第二赤十字病院
  • 社会医療法人誠光会 淡海医療センター
  • 介護老人保健施設 ぬくもりの里 など

※実習先については、お住まいからのアクセスを考慮して選定します。また、自身で実習先を選ぶ場合もあります。

ポイント
  • 管理栄養士に必要な知識、技術、態度、考え方を段階的に学ぶことができるカリキュラムが土台になります。
  • 興味・関心のある2コースを2年次に選択することで目指す将来像を実現できる力を身につけます。

【メディカル栄養コース】医療に携わる者の観点から健康課題について考える

2年次

医療に携わる者としての知識を身につけ、健康課題について考える

他学科との連携授業により、充実した医療関連科目の受講を通じて、医療に携わる者としての広い視野を持ち、健康課題について考える力を身につけます。

3年次

医療に携わる者としての実践力を磨く

2年次に考えた健康課題の解決につながるよう健康教室の主催や治療食コンテストへの応募などを行い、実践力を磨きます。

4年次

健康課題への学びを深め、
医療に携わる者を目指す自身への課題を考える

健康教室の効果や治療食コンテストの結果について検討し、健康課題への学びを深めます。

ポイント
  • 管理栄養士に必要な知識、技術、態度、考え方を段階的に学ぶことができるカリキュラムが土台になります。
  • 興味・関心のある2コースを2年次に選択することで目指す将来像を実現できる力を身につけます。

【食創造コース】食品・メニュー開発の観点から健康課題を解決する

2年次

健康的な生活に必要な要件や課題解決について探索する

農家、中食・外食産業のインターンなどを通じ、新しい取り組みや食に関する課題などを探究し、学内演習において、サスティナブルな健康食について起案・検討します。

3年次

健康食の開発および加工に関する基礎的な知識・技術の習得

2年次に起案したメニューや加工食品を実際に作成し、商品化に向け検討を重ねます。

4年次

健康課題の確認と開発メニューの普及

開発したメニューや食品が、開発時に想定したターゲット層に与える影響および結果などを検討し、社会への普及を目指します。

資格取得までのサポート

SWIPEしてご覧ください

管理栄養士を目指す

OGメッセージ

患者さんを多方面から見て個々に合わせた
アプローチができる管理栄養士になりたいです。

現在は給食管理業務や栄養管理業務を行っています。給食管理では院内基準を検討し、それに基づいた献立作成を行ったり、当院で出産された患者さんに対し提供する「お祝膳」に携わるなどしています。栄養管理業務では、病態や栄養状態に合わせて栄養プランを立て、実施・評価をしています。主に入院中や外来通院中の患者さんに対し、個人や集団の栄養指導を実施しています。在学中に経験した100食調理を行う給食実習や小学生に対して行う栄養教育、献立を立案し治療食への展開を行う臨床栄養の授業など、実践的な授業はとても役立っていると感じます。また、日常業務やカンファレンスでは医師や看護師をはじめとする多職種との連携が欠かせません。この2年間でさまざまな症例を経験し、一件一件が自分の力になっていると感じています。これまで学んできた知識と知識をつなぎ、学びを深めていくことで、一人の患者さんに対して多方面から考えられる管理栄養士になりたいです。

私が病院の管理栄養士を目指したのは、授業を受けていく中で、栄養状態と病態の関連に関心が生まれ、臨床に携われる職場に就職したいと考えたからです。さまざまな病気を目にする急性期病院では、より管理栄養士の役割が必要とされると考え、現在の病院を選びました。管理栄養士の国家試験に向けた勉強は不安もありましたが、友だち同士励まし合って乗り越えました。
就職して3年が経ち、担当できる業務も増えてきました。はじめは病態や検査値からの分析で精一杯でしたが、指導中や指導後の患者さんの表情や雰囲気、また指導以外で訪室した際の会話などを通して、患者さんの性格や背景も意識しながら指導できるようになったと感じています。患者さんの生活習慣が向上していく様子や検査値などの改善が見られた時はとてもうれしく、やりがいを感じます。栄養指導の成果が出て、患者さんが前向きに食事療法に取り組まれていると、自分の仕事が人々や社会の健康につながっていると実感します。今後も、一人ひとりに対して多方面からアプローチができる管理栄養士を目指して経験を重ねていきたいです。

京都第二赤十字病院 栄養課 管理栄養士
健康科学部 健康栄養学科 管理栄養士専攻 2018年度卒業
(滋賀県立 石山高等学校出身)

※ 学部・学科名は入学時のものです。

就職

就職率96.4%

※就職率=就職者 / 就職希望者
※2021年3月卒業生実績

目指せる進路・就職先

医療・福祉(病院・福祉施設など)

給食関連企業・外食産業

行政(保健所・学校 など)

企業(食品系商品開発・品質管理・販売 など)

大学院進学

など

京都第二赤十字病院/医療法人 医誠会/医療法人社団 蘇生会 蘇生会総合病院/医療福祉社団 千春会/医療法人社団 尚和会宝塚第一病院/医療法人河端病院/キユーピー醸造(株)/たねやグループ/(株)ファンケル/ハーベスト(株)/(株)ロック・フィールド/(株)セントラルフルーツ/(株)ニチダン/月島食品工業(株)/(株)塩梅/(株)日清医療食品/(株)LEOC/(株)エームサービス/富士産業(株)/シダックス(株)/持田製薬(株)/I&H(株)(阪神調剤グループ)/(株)サンドラッグ/(株)ココカラファインヘルスケア/熊本市人事委員会

※就職実績は過去3カ年のものです

TOPICS #1 +の学び

メディカル栄養コース

フレイル予防やテーラーメイド栄養療法など、注目すべき医療トピックについて学びます。将来、病院や福祉施設などで活躍することを目指し、変わりゆく医療・福祉のニーズに応える管理栄養士を目標とするコースです。

※フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階といわれており、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。

想定される進路

病院、クリニック、社会福祉施設、その他(製薬会社、医療機器メーカー、健康およびウェルネス事業関連会社、学術・開発研究機関など)

食創造コース

将来、管理栄養士として食品メーカーや食品加工などに携わる職種で活躍することを目指し、各ライフステージにおける健康課題に対応したメニュー提案や機能性食品の開発について体験的に学ぶコースです。

  • 京野菜を生産する農家や卸企業へのインターンシップで、特産品の生産および流通に関するフィールドワーク
  • 特産品の栄養価や食品学的特徴などを分析し、それを生かした料理や食品加工に関する企画考案
  • 外食産業、食品製造企業とコラボし、メニューおよび機能性食品の開発
想定される進路

食品製造企業、食品流通・小売業、外食産業

TOPICS #2 国家試験合格の秘訣!

1年次から一人ひとりに寄り添った指導をスタート!日頃の指導に加え、独自の試験対策プログラムで合格へ向けた力を着実に伸ばします。

  • 長期休暇中における京都光華独自の課題設定
  • クラスアドバイザーによる課題へのフィードバック
  • 10名以下の少人数教育だからこそできる、クラスアドバイザーによるきめ細かい苦手科目の分析と学習支援
  • 年間10回の模擬試験(4年次) など
TOPICS #3 食品開発に関わる基礎知識の習得と実践力の養成

企業での管理栄養士の仕事は、新しい食品の企画や研究・開発、レシピ作り、商品の品質管理、お客さまからの栄養相談への対応など多岐にわたります。本専攻では、食品開発の基礎となる食品成分の特性や物性・機能性、食品の衛生的な取り扱い、表示法、基本的な調理技術、栄養管理などを学びます。また、食品学・栄養学・生化学の実験・実習を通じて各分野におけるスキルと専門性を高めます。さらに、KokaHealthyプロジェクトでは、企業の講師による授業を実施。学生自ら市場調査やアイデアの創出、食品の企画、試作、パッケージ案の作成などを行うことで、社会で活かせる実践力を養います。

教員・学生の声

  • 教員の声

  • 学生の声

岩中 伸壮 准教授

健康に関わる社会の仕組みや
環境についても学ぶことができます。

現在の情報化社会においては、健康に関する情報を手軽に大量に収集できる反面、正しい情報を取捨選択する能力も要求されます。健康栄養学科では、栄養素の働きはもちろんのこと、人体の構造や代謝の他にも、健康に関わる社会の仕組みや環境についても学ぶことができます。皆さんが活躍する未来は大きく拓かれています!

豊富な実習経験をもとに地域の人々にとって
身近な管理栄養士を目指します。

小学校のときに通っていた料理教室の先生が管理栄養士だったことをきっかけに、管理栄養士を目指せる京都光華へ入学。1年次から調理実習が始まり、早い段階で実践に生かせる技術を身につけられます。「応用栄養学実習」では幅広いライフステージを想定した献立を立案し、調理を実施。普段作る機会のない乳児向けの離乳食や高齢者の方向けの嚥下食などを調理・試食でき、勉強になりました。また、授業で先生からはもちろん、現場経験のある助手の方にアドバイスをいただくことも。年齢が近いため相談しやすく、実務経験も豊富なため、とても心強い存在です。将来は、料理教室の先生のような、地域で活躍できる管理栄養士になりたいです。

A.Mさん 3年生
京都府 私立京都学園高等学校
(現:京都先端科学大学附属高等学校)出身