専攻紹介

子ども・医療・行政の各フィールドで人々の暮らしを支えるソーシャルワーカーへ

支援が必要な子どもに対応できる社会福祉士、医療ソーシャルワーカー、福祉職公務員、3つの進路を柱として、あらゆる年代の人々の暮らしの幸せを支えるソーシャルワーカーを育てます。

社会福祉とは?

社会福祉とは、「だんのらしのあわせ」を支えるため、地域住民、子ども、障がい者、高齢者など幅広い人々に寄り添いながら行う支援のこと。人々が生活面で抱える悩みや不安、課題に向き合い相談に応じ、解決のための援助を行う相談援助職を“ソーシャルワーカー”と呼びます。

学びのポイント

  • 子ども・医療・行政の3領域で
    ソーシャルワーカーを養成

    特別な支援が必要な子どもに福祉の視点で寄り添う力、医療専門職と連携し患者さんをサポートする技術、地域住民の暮らしを支える専門的知識など、必要なスキルを身につけ、子ども・医療・行政をはじめ、あらゆる現場で活躍できるソーシャルワーカーを養成します。

  • 現場でのふれあいを通して
    子どもを支援する力を養う

    子どもや家庭を支援するソーシャルワーカーに必要なのは、実際に子どもと関わる経験です。子どもの福祉に関する多彩なカリキュラムと学習支援ボランティアなどを通じた現場体験で、子どもとダイレクトに関わり、確かな力を身につけます。

    [現場体験プログラム]

    学習支援ボランティア
    さまざまな事情で家庭での学習環境が整わない状況にいる中学生を対象にした学習支援事業へ、ボランティアとして参加
    こども食堂
    デイサービスセンターで地域の子どもたちと交流
  • 少人数制だからこそできる
    学びの多い現場体験

    社会福祉施設や医療機関などへの見学・体験の機会が豊富にあり、現場で活躍されている人と関わることができます。また、そういった体験を通じて過ごす時間は、少人数制だからこそ主体的に取り組むことができ、ソーシャルワーカーとして必要な力を着実に身につけることができます。

「多様な経験からいろいろな福祉を学べた」「先生やクラスメイトに出会えてよかった」といった卒業時の在籍満足度は95.9%。教員に対する満足度は100%と、学びやサポートに対して高い評価を得ています(2019年度卒業生実績)。少人数制と豊富なカリキュラムにより、一人ひとりが着実に成長できる環境を整えています。

取得可能な資格・免許状

社会福祉士(国家試験受験資格)

精神保健福祉士
(国家試験受験資格)※1

社会福祉主事(任用資格)

児童福祉司(任用資格)※2

家庭相談員(任用資格)

児童指導員(任用資格)

知的・精神障害者移動支援従業者
(ガイドヘルパー)

全国平均を上回る実績!

※ 1 定員があります(7名)。

※ 2 社会福祉士の資格取得や社会福祉主事として2年以上、児童福祉事業に従事するなどの条件があります。

普段の暮らしの幸せを支える
3つのソーシャルワーカー養成のために

  • 子ども

  • 医療

  • 行政

{ 子ども }

障がい、被虐待、難病などにより特別な支援が必要な子どもたちやその家族に対応する専門的知識とスキルを持ち、福祉の視点から子どもに寄り添い、支援します。
都道府県が実施する保育士国家試験の受験に際し、カリキュラムの中に一部支援科目を開講し、保育士資格取得を目指す学生をサポートします。

目指せる進路・就職先

児童養護施設、母子生活支援施設、障害児施設、放課後等デイサービス、児童厚生施設 など

TOPICS#1 TOPICS#2

{ 医療 }

今、福祉職に求められているのは医療に関する知識。看護師や管理栄養士、心理カウンセラーといった他の専門職と連携し、医療ソーシャルワーカーとして患者さんやそのご家族をサポートします。

チーム医療と多職種連携教育

京都光華では、医療系科目の充実や、近隣の医療機関・施設への見学やゲスト講義など、医療福祉の理解を深めることができる機会を多く設置。社会が求めるチーム医療を視野に入れ他の専門職と連携するため、医療福祉や専門職の連携に関する知識を育む豊富なカリキュラムで医療ソーシャルワーカーを育てます。

精神保健福祉士の
資格取得も目指せます。

精神保健福祉士は、精神障害を抱える人の社会復帰や社会参加を支援したり、日常生活に支障をきたす問題の解決の手助けをしたりする専門家。社会福祉施設や病院見学などの現場実習を通して知識と経験を深め、国家試験合格を目指します。

主な医療系科目

生命倫理/医療福祉連携論/専門職の連携(基礎・応用)/ターミナルケア/包括的ヘルスケア論

目指せる進路・就職先

社会福祉士

病院・クリニックなどの保健医療機関、高齢者福祉施設、障害者地域生活支援センター、障害者社会復帰施設、社会福祉協議会 など

精神保健福祉士

病院・クリニックなどの保健医療機関、就労支援施設、生活支援施設、地域活動支援センター など

TOPICS#3

{ 公務員 }

地域住民に寄り添いながら支援を行う福祉職公務員。自治体に所属し、社会福祉施設や児童相談所、健康福祉局や区役所などで、障がい者や高齢者、児童等、社会福祉に関する相談業務に従事します。

目指せる進路・就職先

公立社会福祉施設、精神保健福祉センター、福祉事務所、児童相談所 など

TOPICS#4

授業紹介

子どもと社会福祉

子どもを取り巻く状況について基礎を学びながら、ワークショップなどを通じて課題解決のためのアクションを起こす力を養います。近年、児童虐待、いじめ、子どもの貧困などが増え続けています。子どもの抱える困難に対応できる社会の実現に向けて、子どもに関わる専門職として必要な知識を基礎から学びます。

ソーシャルワーク演習(専門)Ⅲ

1・2年次の学びを基盤として、相談援助技術の向上を目指します。ロールプレイやグループディスカッションなど、学生一人ひとりが積極的に取り組む参加型の授業を展開。個別支援・集団支援・地域支援について、相談援助が必要となる場面や対象者それぞれに求められる技術を理解します。事例の検討や、事例を活用した援助体験などによって実践的・体験的に学びます。

国家試験までの流れ

SWIPEしてご覧ください

主な実習先

社会福祉士
[相談援助実習:240時間]

  • 京都市内、京都府南部、大阪府北部、滋賀県南部
    (特別養護老人ホーム、生活介護施設、児童養護施設、社会福祉協議会など)

精神保健福祉士
[医療機関+施設 実習時間 計210時間]※実施時期や期間は受入れ施設により異なります。※相談援助実習を行うことにより、実習時間数が一部、免除されます。

  • 京都市内、京都府南部、大阪府北部、大阪市内

※ 実習エリアが変更になる場合があります。

公務員試験までの流れ

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就職

就職率100%

※就職率=就職者 / 就職希望者
※2021年3月卒業生実績

主な就職先(過去3年間の主な実績)

社会福祉法人 洛東園 / 社会福祉法人 湖南会 / 社会福祉法人 桃林会 / 社会福祉法人 伏見にちりん福祉会 / 社会福祉法人 大阪府障害者福祉事業団 / 社会福祉法人 慶長会 / 医療法人 杏林会 / 医療法人 大寿会 大寿会病院 / 社会福祉法人 京都福祉サービス協会 / 医療法人社団 洛和会 洛和会ヘルスケアシステム / 医療法人 清仁会 シミズ病院グループ / 金沢赤十字病院 / ㈱学研ホールディングス / 社会福祉法人 みおつくし福祉会 / ㈱ニチイ学館 / 社会福祉法人 グロー / 特定非営利活動法人 音希 / 滋賀県庁 / 社会福祉法人 緑寿会 / 社会福祉法人 聖ヨハネ学園 / 社会福祉法人 宏量福祉会 野菊荘 / 社会福祉法人 健光園 / 社会福祉法人 若弘会 若草第一病院 / 医療法人 光慈会 / 介護老人保健施設 かりや など

OGメッセージ

  • 子ども

  • 医療

  • 行政

株式会社bunanoki(ブナノキ) bunanoki house
健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻 2018年度卒業
三重県 私立三重高等学校出身

指導員

子どもたち一人ひとりに合わせて、
寄り添っていきたいです。

在学中にガイドヘルパーの資格を取得。障害者施設での移動支援や子ども食堂でのボランティアを経験したことが、現在の指導員としての仕事に生かされています。発達に心配のある子どもたちが、集団生活への適応力を養うための施設なので、一人ひとりの子どもたちとじっくり関われるところにやりがいを感じています。集団生活の楽しみを伝え、子どもたちの長所を伸ばせる支援を行っていきたいです。

※ 学部・学科名は入学時のものです。

医療法人 清仁会 亀岡シミズ病院
健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻 2017年度卒業
京都府立 洛北高等学校出身

社会福祉士

地域や他職種と連携し、
患者さんの笑顔を支えます。

地域医療連携室の相談員として、患者さんの退院支援、福祉制度のご案内などを担当。市役所やケアマネージャーとの連携も重要な役割です。他職種の方からの相談や地域との関わりが増え、さまざまな事例にアプローチできるようになったところに成長を感じます。信頼される相談員なることはもちろん、社会福祉士という資格を生かして他分野でも活動していきたいです。

精神保健福祉士

患者さんや家族、他機関と
関わりながら退院を支援します。

精神疾患を抱える患者さんは退院が困難な場合が多いため、担当した患者さんの退院が決まり、笑顔や感謝の言葉をいただいた際にやりがいを感じます。現在でも、実際の困難事例をもとに解決策を考える相談援助演習の授業を思い出しながら支援を行っています。今後も勉強を続け、患者さんの不安を軽減できる相談支援を行っていきたいです。

医療法人 桐葉会 木島病院
健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻 2017年度卒業
和歌山県立 和歌山高等学校出身

※ 学部・学科名は入学時のものです。

野洲市 健康福祉部 地域包括支援センター
人間関係学部 社会福祉学科 2007年度卒業
滋賀県 私立綾羽高等学校出身

公務員

一人ひとりの困りごとに寄り添い、
地域を支えます。

在学中に社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得。市の専門職として、他機関と連携しながら、高齢者や生活困窮者の支援など、多岐にわたる相談の対応をしています。相談者からの「話してよかった」という言葉がやりがい。自身のステップアップを図りながら後輩指導にも力を入れていきたいです。

※ 学部・学科名は入学時のものです。

大学周辺に在住するさまざまな事情で学習が困難な中学生を対象に、学習支援活動の場の提供を行っています。公益財団法人京都市ユースサービス協会と協働し、学生がボランティアとして学習支援・学習相談にあたり、子どもの支援に強い福祉職への学びを深めています。

地域の子どもたちが集まり、ごはん作りや遊びなどを通して交流するこども食堂に参加。有志の学生たちが大学最寄りのデイサービスセンターに伺い、触れ合いの中で学びを深めています。

「医療福祉連携論」などの講義において、保健医療機関で活躍する医療ソーシャルワーカーの役割について学びます。また、近隣の保健医療機関を見学し、そこで働く方々と接したり、授業内で現職の医療ソーシャルワーカーを外部講師としてお招きし、具体的な業務内容など、さまざまなお話を伺う機会を設けています。現場の状況を知ることで、保健医療機関で活躍する社会福祉専門職について理解を深めるとともに、医療ソーシャルワーカーの魅力を十分に感じることができます。

基礎演習の授業において、行政機関やNPO法人などで活躍されている方をゲストにお招きし、民間・公務員各々の魅力と、公務員だからこそできる福祉の仕事について学びを深めています。社会福祉分野の活躍の場は民間施設や企業など幅広くありますが、困っている人を支援する上で、「公務員という立場でも十分に専門性が発揮できる」という福祉公務員の魅力を感じることができる貴重な機会となっています。

教員・学生の声

  • 教員の声

  • 学生の声

南 多恵子 准教授

これからは福祉の時代。
困っている人たちに手を差し伸べる力を
身につけていきましょう。

これからは、まさに福祉の時代です。介護や子育て、病気、災害、貧困、虐待…などといった助けを求める事態に遭遇する可能性は誰にでもあります。福祉の仕事が、今ほど求められる時代はなかったのではないでしょうか。困っている人たちに手を差し伸べられる専門職=ソーシャルワーカーへの扉をぜひたたいてください。

一人ひとりが安心して暮らせる支援を。
「相談して良かった」と信頼される
ソーシャルワーカーを目指します。

病院で活躍するソーシャルワーカーを目指し、社会福祉士と精神保健福祉士、2つの資格取得のため国家試験対策に力を入れています。実習の際には、立場や背景の違うさまざまな人と関わることができます。対象者との関わり方や状況を客観的視点で捉えることなど、授業の中で学んだことを生かして実習にあたりました。そのおかげか、実習先の方から「福祉の仕事向いているよ」「いい専門職になりそうだね」という言葉をいただき、自信になりました。将来は、患者さんが安心して暮らせるよう、専門職だからこそできる支援を行い、信頼されるソーシャルワーカーになりたいです。

M.Mさん 4年生
石川県 私立鵬学園高等学校出身