学科紹介

豊かな人間性を養う教育を基本とし、
ユニバーサルな次世代に対応する看護職へ

建学の精神である「おもいやりの心」を大切にする仏教精神に基づく看護教育が特徴で、看護師に加え、保健師の国家資格や養護教諭の免許取得を目指すことも可能です。

学びのポイント

  • 本学独自の「仏教看護」に
    基づき豊かな人間性を養う

    仏教精神に基づく独自科目により、「生老病死」に向き合い、多様な人々の健康に貢献できる力を身につけます。おもいやりの心を、相手だけでなく自らにも向け、心と身体のバランスを考え、全人的なケアができる力を養います。

  • ICT活用で時代に対応できる
    力を身につける

    電子教科書を導入しICT機器を利用した教育手法に力を注いでいます。実技シーンを動画で撮影し、場面共有しながらディスカッションや評価し合うなど、次世代に対応できる力を身につけます。

  • ユニバーサルな視野に立ち、
    多職種連携の力を養う

    総合大学だからこそ、学科間を横断した学びが可能です。福祉や心理学など、他学科の学びを共有することでユニバーサルな視野に立ち、他職種と協働できる能力と学際的な看護力を養います。

取得可能な資格・免許状

看護師(国家試験受験資格)

保健師(国家試験受験資格)※1

養護教諭一種免許状

養護教諭二種免許状 ※2

第一種衛生管理者 ※3

第111回 看護師国家試験 合格率 96.2%

※合格者76名/受験者79名(2022年3月卒業生)

3年連続第108回 保健師国家試験
合格率 100%

※合格者9名/受験者9名(2022年3月卒業生)

※1 保健師養成課程には定員があります。(20名程度、2年次に学内選抜を行います)

※2 保健師免許取得後、必要な単位を修得している者は申請により取得可能。

※3 保健師免許取得後、申請により取得可能。

授業紹介

ホリスティック・ヘルス Ⅱ

人間は「こころ」「からだ」「霊的(スピリチュアル)spiritual」という統合された存在として社会(環境)の中で生きている全体的な存在です。この科目では、このホリスティック(全的)な健康観によって立ち、癒しの技を看護の中に取り入れ、自然治癒力を高めていきます。従来の看護技術だけでなく、補完・代替療法として分類されているさまざまなアプローチを学び、ケアにおいて役割を果たす看護師自身の健康を保ちます。

仏教看護論Ⅰ

健康状態に不安を持つ患者さんに対して、看護技術だけでなく心理面からもケアできる看護職を目指し、仏教の生老病死の思想を学びます。仏教思想における「いのち」と看護学を含む生命科学における「生命」の共通点と相違点をゲストスピーカーによる講義やグループディスカッションを通じて学び、柔軟で豊かな考え方を身につけます。看護職に必要な心構えとおもいやりの心を養う本学独自の科目です。

実習ステップ

1年次

臨床現場で看護活動を体験的に学習

基礎看護学実習Ⅰ[8月(1週間)]

1年次から臨床現場での体験実習を実施。病院で、治療・療養環境を見学し、看護活動の状況を学習します。

2年次

実際の患者さんを対象に実践的に学ぶ

基礎看護学実習Ⅱ[8〜9月(2週間)]

学んだ知識や日常生活の技術を生かして実際に患者さんの看護にあたります。

3年次

さまざまな対象者や方法の異なる看護を学ぶ

領域別臨地実習 各領域9〜3月(1〜3週間)ずつ

小児、成人、高齢者、周産期の女性など幅広い対象者への看護を実践的に学びます。
(領域:小児・老年・母性・成人・精神・在宅)

4年次

看護管理を修得し学びの総仕上げ

統合看護学実習[6〜8月(2週間)]

看護職としての実践に向けた準備を行います。看護が効率よく倫理的に行われるよう、現場を管理する力も養います。

主な実習先

康生会武田病院

医仁会武田総合病院

宇治武田病院

京都桂病院

三菱京都病院

川越病院

長岡ヘルスケアセンター

済生会京都府病院

高槻病院

大津赤十字病院

堀川病院

Nアート訪問看護ステーション

アドナース洛西訪問看護

京都市立病院

など

国家試験合格までのサポート

SWIPEしてご覧ください

看護師・保健師を目指す

助産学専攻科(1年課程)へ進学することで助産師などの資格取得を目指せます。

大学卒業後、看護師資格を取得(取得見込みを含む)した方が助産師などの資格取得を目指せる1年課程の教育課程です。女性やその家族と喜び・苦悩を分かち合える、おもいやりの心を持った助産師を養成します。

OGメッセージ

  • 看護師

  • 保健師

  • 養護教論

京都第二赤十字病院
健康科学部 看護学科 2016年度卒業
(京都府 私立京都光華高等学校出身)

京都光華で学んだ寄り添う心を胸に
患者さんやその家族と向き合います。

脳外科病棟で脳の疾患がある方や手術が必要な方の看護にあたっています。急性期の医療や災害救護活動など、突然苦しい思いや不安を抱えることになった人たちに寄り添いたいと思い、現在の病院を志望しました。仏教看護論の授業で学んだ人の心に寄り添うことの大切さは、今でも日々心に留め、行動の指針にしています。将来、救護班の一員として、災害現場での看護にも従事したいです。

野洲市役所 健康福祉部 健康推進課
健康科学部 看護学科 2015年度卒業
(滋賀県立 大津高等学校出身)

さまざまな人との関わりを通して経験を積み、地域で暮らす市民の生活に寄り添います。

現在は母子保健の担当として、乳幼児健診や新生児訪問などを行い、地域の子どもやその家族の健康をサポートしています。大学で地域看護を学び、病院だけではみえない「人々の生活」に関わる支援を行いたいと保健師の道へ進みました。他職種・他機関との関わりを通して得た視点を生かし、本人だけでなく、その周りのご家族、地域全体をみるということを大切に、視野を広げて地域の方々と向き合いたいです。

京都市立養正小学校
健康科学部 看護学科 2016年度卒業
(京都府立 桃山高等学校出身)

子どもたちの成長を感じ、ともに喜ぶことのできる養護教諭でありたいです。

看護師免許と養護教諭一種免許状を取得し、小学校の養護教諭として、日々子どもたちの学校生活をサポートしています。身体の健康はもちろん、心も健康に保てるよう、些細な声にも耳を傾けることを意識しています。在学中に看護学・教育学の両方の分野を学べたことは私の財産であり、今の現場でつながり生かされています。日々学びと反省を繰り返しながら、子どもたちとともに自分自身も成長していきたいです。

武田病院グループ奨学金(貸与)を利用

奨学金制度を利用することで就職先が保証されるため、通常就職活動に時間を割かれる4年次の夏から秋も、国家試験対策に集中でき、心強かったです。病院の同期や先輩には京都光華の卒業生が多く、よく気にかけてもらえたり、質問にも快く答えてもらえるため、安心して働ける環境だと感じています。患者さんに寄り添えるよう、疾患を理解し、安全な看護に日々努めています。

武田病院グループ奨学金(貸与)を利用

選考をクリアした看護学科の学生に対し、入学金・授業料など年額80万円以内の貸与が受けられる奨学金制度があります。看護師免許取得後、貸与年限と同期間武田病院グループで就労する条件で返済免除となります。2・3年次からの応募も可能です。
武田病院グループ 看護学科生奨学金貸与制度について

医療法人財団 康生会 武田病院
M.Oさん
健康科学部 看護学科 2020年度卒業(京都府 私立京都光華高等学校出身)

就職

就職率100%

※就職率=就職者 / 就職希望者
※2022年3月卒業生実績

(本学助産学専攻科4名)

主な就職先

病院・診療所、福祉施設(看護師)

保健所・保健センター、企業の保健管理部門(保健師)

学校・幼稚園の養護教諭

進学(本学助産学専攻科、助産師学校、大学院など)

など

武田病院グループ/京都大学医学部附属病院/独立行政法人国立病院機構 京都医療センター/独立行政法人国立病院機構 南京都病院/京都府立医科大学付属病院/京都府立医科大学附属 北部医療センター/地方独立行政法人京都市立病院機構 京都市立病院/社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院/社会福祉法人京都社会事業財団 京都桂病院/医療法人徳洲会 宇治徳洲会病院/洛和会ヘルスケアシステム(洛和会丸太町病院)/社会医療法人岡本病院(財) 京都岡本記念病院/国立研究開発法人 国立循環器病研究センター/大阪公立大学医学部附属病院/地方独立行政法人堺市立病院機構 堺市立総合医療センター/大阪医科薬科大学病院/関西医科大学総合医療センター/一般財団法人 住友病院/大阪府済生会吹田病院/大阪府済生会千里病院/宗教法人在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院/地方独立行政法人市立大津市民病院/市立長浜病院/社会医療法人誠光会 淡海医療センター/杏林大学医学部付属病院/医療法人鉄蕉会 亀田総合病院/奈良県立病院機構 奈良県立総合医療センター/公益財団法人甲南会 甲南医療センター/医療法人 明和病院/福井県立南越特別支援学校/京都府立与謝の海支援学校/私立四条畷学園高等学校

※2022年3月卒業生実績

TOPICS #1 海外の医療機関で看護研修を実施(希望者のみ)

オーストラリアにある協定校の看護学部で、現地の学生とともに基礎看護学の講義や看護技術演習を受講します。病院やナーシングホームを見学したり、ホームステイを経験することで、現地の医療・看護事情について理解を深めながら異文化理解や語学力向上も図ります。コロナ禍においてはオンラインで研修を実施。英語レッスンや現地学生との交流会など充実したプログラムが実施されました。本学には返還が不要の「奨学金支給留学制度」があるので、海外留学や研修、国際交流に気軽にチャレンジしやすい環境が整っています。

STUDENT’S VOICE

将来海外で働く夢をかなえるため、学科のオンライン研修に参加。デジタル化をはじめとする海外の先進事例や生の医療英語に触れることで、学習のモチベーションにつながりました。オンラインでも多くのことを吸収できたと感じます。

K.Sさん 2年生 静岡県立 伊豆中央高等学校出身
TOPICS #2
学び応援プログラム
めでぃすた!(看護学科 サークル活動)

看護学科の学生を中心に活動している「めでぃすた」では、病院見学や一時救命措置など、自分たちで興味のあるテーマを決めて実施しています。コロナ禍で対面での活動が難しい状況でしたが、そのような中でも、オンラインで山梨県の看護学科の学生と共同で健康プロジェクトを計画・実践したり、最新のテクノロジー:MR(Mixed Reality)を用いた看護技術演習の体験をしたり(協力企業:南国アールスタジオ株式会社)、顧問の先生方の支援のもと、幅広く活動しています。看護の学びを授業だけで終わらせず、仲間とともに体験し、共有することで、新たな学びを得ています。

TOPICS #3 コロナ禍での学内実習

コロナ禍での学内実習は、室内換気や手指消毒、検温を徹底し、看護技術の実践ではフェイスシールドやゴーグル、マスクを着用し、学内実習を進めています。授業支援アプリ「ロイロノート」を活用したグループワークでソーシャル・ディスタンスを保ったり、オンラインで画面越しに看護技術の一部をピックアップしてシミュレーションをしたりと、新たな学習スタイルを取り入れています。

教員・学生の声

  • 教員の声

  • 学生の声

西村 舞琴 講師

真に患者に寄り添える力を
育んでいきましょう。

コロナ禍でも病院・保健所など最前線で、対象者の生活援助や診療の補助にあたる看護専門職。刻一刻と変わりゆく状況下で、的確な判断と実践が要求されると同時に、そんな中でこそ患者の希望となれる温かな心を持ち合わせた看護職になってほしいと願っています。京都光華で出会う仲間や先生たちとともに、仏教の教えを通して、真に患者に寄り添える力を育んでいきましょう。

看護の専門技術と個人を思いやる心を生かし、
地域の健やかな暮らしに貢献したい。

実技の授業では自分の看護の様子を動画撮影し、客観的に振り返ることで効果的に技術を向上できました。また、患者役・看護師役のロールプレイを通して、援助を受ける方の気持ちを想像し、個人を尊重した看護を行う姿勢が身につきました。個人に寄り添った看護の重要性は実習でも実感。患者さんの事情や価値観はそれぞれ異なり、最適なケアが一つとは限りません。だからこそ、一緒に健康問題に向き合い続ける姿勢が重要なのだと学びました。将来の夢は、自治体で保健師として働き、地域社会に貢献すること。大学で培った看護の知識と寄り添いの心を実践して、住民の健康を損なう要因を見極め、一人ひとりに必要な支援を行いたいです。

M.Sさん 3年生
滋賀県立 玉川高等学校出身