学長メッセージ

学長挨拶

すべては学生の成長と時代の要請に応えるため。

日本は超高齢化社会へ移行しつつありますが、超高齢化社会を支える人材の育成は緊急かつ重要な課題だと考えています。だからこそ本学では、2024年度から健康科学部を大きく生まれ変わらせ、看護福祉リハビリテーション学部を新設する予定です。

看護福祉リハビリテーション学部には、既設の看護学科に加えて福祉リハビリテーション学科を新たに設け、患者さんやその家族と一緒に“健康を取り戻す”支援ができる専門職を養成します。また、健康科学部の健康栄養学科と心理学科では、心と体のケアを軸に予防を担う専門職を養成。さらに、福祉リハビリテーション学科には作業療法専攻を新設し、短期大学部には3年制の歯科衛生学科も新設予定です。いずれも今後の超高齢化社会において、人々の健康の維持・増進に貢献できる人材を育成するための進化です。

昨今のような先行きが不透明で変化の激しい時代においては、課題を見出し解決できる能力も非常に重要です。そういった力を養うためにも、科学的知見を基にした効果的な女子教育を実践しながら、文理横断的な総合知が得られる学びを充実させたいと考えています。そのための教育インフラを整備し、教養教育の充実・高度化をはかっていくつもりです。

また、学部の垣根を越えた学習も必要でしょう。医療の高度化に伴って医療現場では、それぞれの専門職が担う役割も専門分化が進み、お互いの専門性を最大限に活かす「多職種連携協働」が重要になっています。本学では、こうしたニーズに対応できるように学生たちが学部や学科、専攻に縛られることなく学べる「多職種連携教育(IPE)」を展開し、高度な専門知識と優れた技能、そしておもいやりの心をもった専門職者の養成を目指しています。

時代の要請に応え、常に進化を続けてきた京都光華女子大学と短期大学部には、ここでしか見られない景色、体験できない時間があります。あなたの胸に広がる希望や夢を、本学で華ひらかせてみませんか?

京都光華女子大学 京都光華女子大学短期大学部 学長  高見 茂
京都光華女子大学
京都光華女子大学短期大学部
学長 高見 茂