建学の精神

仏教精神に基づく女子教育

京都光華の校名「光華」は、「清澄にして光り輝くおおらかな女性を育成したい」との願いを込めて名付けられました。仏教の経典『仏説観無量寿経(ぶっせつかんむりょうじゅきょう)』に、「その光、華の如し。また星月(しょうがつ)の虚空(こくう)に懸處(けんしょ)せるに似たり」という一節があります。浄土の清澄な智慧の光は、華のように、星や月のように、心の闇を破り常に私たちを明るく照らしてくださる、という意味です。また、校訓「真実心」は、「仏の心」のことで、「慈悲の心」と言い換えることができます。「慈悲の心」とは、おもいやりの心、寄り添う心、他者への配慮、共に支え合う心のことです。本学は、仏教精神である智慧と慈悲によって、向上心、潤いの心、感謝の心という「光華の心」を持つ女性の育成を目指します。