光華こどもひろばによく参加してくださる親子を授業に招いての子育て交流会は第6回を迎えました。今回来てくださった3人の親御さんはいずれも2人のお子さんを育てておられます。一人目の妊娠、出産、育児と、上の子を育てながら二人目を妊娠、出産すること、それぞれの大変さ、幼いきょうだいを育てる日々の親御さんの複雑な気持ちをお聞きすることができました。
学生の感想をいくつか挙げてみます。
「まず子どもたちの安全のためにマットを敷いたり、楽しんでもらうためにおもちゃを遊びやすく置いたりして工夫しながら環境づくりをした。子どもが来て私たちが用意したレールに興味を示して遊んでいたのでとてもかわいかった。」
「元気に遊んでいる子どもを見るのは本当にかわいい。」
「上の子が下の子をおもちゃであやしている場面があり、兄として弟に何かをしてあげている姿がとても立派に見えました。」
「なかなか出産の話を聞けるなんてないので貴重なお話を聞けてよかった。」
「蛇口から出てくる水を“わー、わー”と言ったり、お母さんのことを“まま”と言ってくれた時の喜びは大きいと思います。」
「それぞれのお母さんが、楽しいとき、しんどいと感じるときのことを話している顔が本当に嬉しそうだった。」
「光華こどもひろばは私たち学生にとってとっても勉強の場となりよい機会だが、子どもにとっても保護者にとってもいろいろな人と関われるよい機会になっていることがわかった。」
「3人の親御さんからお話を聞くことはとても楽しく、大変なことがあるんだと実際に聞くことでよりわかりました。」
3人ともに、はじめて光華こどもひろばに参加したきっかけは「交差点の大型ポスターを見て」とのことでした。子どもが歩き出すころ、安全に遊べる場を求めていたとのことです。ちょうど、同じような年齢の子どもとの出会いも求めておられたのです。
子育ての実際や親御さんの苦労、悩みをおもんばかり、その生活を大切に思いながら、保育者への歩みを重ねてほしいと願っています。そのために子育て交流会は貴重な機会となっています。今回も右京区まちづくり支援事業の一環として行いました。ご参加くださった親子の皆さんありがとうございました。