1月10日、5回目の実習を終えた保育実習Ⅱ・Ⅲの受講生合同で、実習報告会を行いました。
実習中に印象に残ったエピソードについて、グループで「子どもの姿」「私が考えたこと」「私が言ったこと、行ったこと」について考えを深めながら話し合い、それらをロールプレイにして演じました。
エピソードの題は以下の通りです。
「Rくんのだっこ」
「かるた」
「お姉さん 見て!見て!僕できるもん!」
「もう片方のてぶくろは?」
「おにの取り合い」
「保育者の関わり~子どものトラブル~」
「0歳児の人見知り」
「負けたくない」
「どんぐり」
「ボールで遊びたい」
それぞれのエピソードを通して子どものことをどう捉えたかや保育者としての働きかけの根拠となる思いについて発表しました。さらに、観ている側からの考察や意見も話し合いました。
コメンテーターに浦堂認定こども園園長の濱崎格先生をお招きし、発表に対してコメントをいただきました。
演じることで、子どもや保育者の立場に立って気持ちを考えることができ、発表を通して理解を深め、様々な意見を聞くことで学びの幅を広げる体験となりました。子どもは子どもどうし、そして保育者との関わりの中で育っていくことを改めて確認しました。
学生の感想をご紹介します。
・ほかの人のエピソードを聞いて、子どもの姿や環境構成など様々な気づきがありました。
・劇になっていることで、見ている側も状況が分かりやすく、自分だったらどうするかなど考えながら見ることができました。
・先生からコメントをいただいて、自分の考えだけでなく、新たな発見になりました。
・ロールプレイをすることで子どもの気持ちをさらに深く考えることができました。