4年生後期の「保育実践演習」では理想の保育園づくりについて考え、ワークショップを重ねてきました。その締めくくりとして、子どもたちの安全を守る環境づくりの実際を学ぶために丸太町にある京あんしんこども館に行きました。小児科医による「子どもの発達と事故防止について」の講義を聞き、子どもたちを不慮の事故から守る情報やポイントをセーフティーハウスで体験しました。
真夏のマンホールや車のボンネットに触れてやけどをした肌の写真、誤飲後のレントゲン写真には驚きの声が上がります。幼児視野体験メガネをつけて近づく車を見て、大人とは違う見え方をしていることがわかりました。落下や指つめを防ぐための安全グッズの数々も見ました。牛乳パックや荷物手などの身近なもので安全グッズを作るアイデアも教えてもらいました。
4年生はもうすぐ保育者になります。子どもたちを守る立場になる自分に向き合い、子どもたちをのびのびと育てることと、安全を守ること、この2つを大事にしたいと確認し合えた機会となりました。