総合表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲはこども教育学科 幼児教育コースの特色ある授業の一つです。
総合表現Ⅰでは「声・音」と「リズム」、総合表現Ⅱでは「素材」と「動き」のコラボレーション、総合表現Ⅲでは「声・音」「身体」「造形」の活動を総合的に組み合わせた表現を創作しています。
先日、総合表現Ⅲの対面授業を行いました。
この授業では、第一段階でそれぞれの領域の専門性をたっぷり味わいつつ、同時に少しずつ他の領域へ広がっていく活動から始め、第二段階では作品から発想を広げた作品作り、第三段階ではオリジナリティの高い独自の創作表現へと活動を深めていきます。
第一段階では3つの活動をローテーションで行います。
今回は第一段階その①として、造形の活動「手触りの散歩道」づくり を紹介します。
まず最初に、アルミホイルや毛糸、プチプチ、波段ボール、柔らかさの異なる布…などたくさんの素材から「手触り」の違いに注目して好きなものを集めました。集めた材料を道のようにレイアウトして、貼りながら作品づくりを行いました。できた「道」を、お散歩する時のような気持ちで、手で触りながら「ふわふわふわ つるつる すーっ」などといった「オノマトペ」で表現しました。材料を選び、貼って作るという造形技法を使いながら、「手触り」という身体の感覚を研ぎ澄ませ、「オノマトペ」という言葉のリズムで表現させる体験となりました。
オノマトペを見ながらお互いの触り比べる活動では、「これ面白い!」「思ってたのと違う~~」と盛り上がりながら、作品を味わいました。
作品を紹介します。楽しい作品がたくさん生まれました。