こんにちは!健康スポーツ栄養専攻2年生の授業「調理実習応用C」担当助手の西岡です。
今回は、自粛の影響で決められた食材を揃えることが負担になってはいけないと思い、教科書に載っている料理の中から、自分で好きなものを選んで調理してもらいました。
3名の学生さんからコメントをいただいたのでご紹介します!
<ロールキャベツとかぼちゃのそぼろ煮>
まだ作ったことのない料理にしたかったのと、主菜と副菜を揃えようと思い、この2品を選びました。初めてなので慣れておらず、2時間半かかりましたが、私にも作れるのだと自信がつきました。
ロールキャベツは巻くのが難しかったです。お肉が中からはみ出ることはありませんでしたが、少し巻き方が汚いものもあり、お父さんに巻き方が汚いと言われたので、そこが改善すべき点だと思いました。
かぼちゃはうまい具合に柔らかくなるか不安でしたが、ちょうど良い柔らかさになりました。「初めてにしては上手」とお母さんが褒めてくれて、とても嬉しかったです。今までは「煮る」という言葉を聞いただけで私には絶対できないと思っていましたが、今回上手にできたので、色々な煮物に挑戦していきたいです。
2品とも家族みんなが美味しいと言って食べてくれたのでとても嬉しかったです。料理に苦手意識がありましたが、だんだん楽しくなってきて、色々な料理に挑戦したくなりました。
⇒ 料理に苦手意識がありながらも、初めての料理に挑戦してくれました。料理を楽しんでくれているようでよかったです。成長も感じられますね。その調子で頑張ってください!
<チャオサンシエン(炒三鮮)>
とても彩りがよく、栄養満点で、美味しくできてよかったです。パプリカがシャキシャキで素材の味もして美味しかったのですが、もう少し火を通してもよかったと思いました。ブロッコリーはちょうど良い硬さでした。野菜や海鮮を旬の時期に食べると、より栄養満点になると思いました。
あんが少しだまになってしまったので、全体的にしっかり混ぜるようにしたいです。あんは一回、からめてしまうと、味の調整がしづらく難しいですが、何度か調理してコツをつかめるようにしたいです。あんは保温が効くので凄くいいと思いました。
今回、写真を撮るときにお皿の向きを気にしていなかったので、これからは味だけでなく、盛り付け方や見た目にも気を付けていきたいです。
⇒ 目新しいメニューに挑戦してくれました。(ちなみに今回のテーマで中国料理を選んだ学生は約1割と少数でした。) 今後に向けての改善点がたくさん書かれていて、向上心がみられますね。どんどんレベルアップすることを期待しています!
<いなりずしと茶碗蒸し>
いなりずしは調理するのが二回目でまだ慣れておらず、酢飯をすし揚げに詰めるのに時間がかかってしまいました。また、すし揚げが破れてしまったりして難しかったです。教科書に載っている関東風と関西風どちらも作ってみましたが、関西風の方が見慣れているので、気付けば関西風の三角の形ばかり食べていました。アレンジで薄焼き卵を上にのせてみると、さらに美味しくなりました。
茶碗蒸しは、だしが効いていてとても美味しかったです。すも入らず、きれいに出来上がりました。
一緒に住んでいるおじいちゃんとおばあちゃんが茶碗蒸しといなりずしが大好きなので、このメニューにしました。家族みんな喜んでくれてよかったです。
⇒ 誰かのために料理するって素敵ですよね。喜んでもらえると料理した甲斐があるものです。いなりずしは関東風(俵型)と関西風(三角形)どちらにも挑戦していて良いですね!皆さんはどちらに馴染みがありますか?
今回はメニューの選び方に個性が出ていました。集団の中にいるときとは違った一面が見られたりして、なかなか面白かったです。皆さん自宅での調理を楽しみながら頑張ってくれているようですね。
後で振り返ったときに、「自粛期間があったおかげで、たくさん成長できたなぁ」と感じてもらえるよう、教職員一同も頑張っていきます!