今年度、私たちの研究室はリモートワークで全ての卒業研究活動を行いました。ミーティングおよび抄読会、発表予演会はzoomを用い、調査はgoogle formを使用しました。
慣れない環境での活動となりましたが、ゼミ生の皆さんのアイデアや工夫で、論文の提出や卒業研究発表会が無事に終了しました。
今年度の私たちの研究室の卒業研究を一題、紹介させて頂きます。
大学陸上長距離選手の月経とコンディショニングについての研究です。
女性アスリートの健康問題についての認識が高まっている昨今、多くの女性アスリートが試合でベストパフォーマンスを発揮できるような取り組みや研究活動が盛んに行われています。本研究では、女性アスリートの三主徴の一つである「視床下部性無月経」について、調査を実施しました。その結果、無月経および月経周期の異常を経験した大学陸上長距離選手の割合は高値を示し、その対処法として、トレーニング量の調節は行われていないことが明らかとなりました。
この研究課題は、来年度も継続して実施していく予定です。