6月6日(日)に来校型のオープンキャンパスが行われました。
雨上がりで少々蒸し暑い中、ご参加いただいたみなさま、有難うございました。
ミニ講義による大学での学びの体験、学科説明や在学生によるパネル説明と施設見学を通じて、また管理栄養士の卒業生から話を聞く機会もあり、健康栄養学科ではどのようなことを学び、どのような資格をめざせるのかなど、理解を深めるとともに楽しんでいただけたでしょうか?
今日は、そのオープンキャンパスの様子の一部をレポートさせていただきます。
ミニ講義では、「食物アレルギーについて ~なぜ、卵が入っていないのに“卵ボーロ”なの?」をテーマに食物アレルギーの説明やその発症メカニズムなどについて学びました。
その後グループに分かれ、食物アレルギーの方でも食べることができる“卵・乳・小麦”のアレルゲンの代替に“かぼちゃ”を使った“卵ボーロ”作り工程の一部(生地を丸めるという工程)を体験していただきました。丸めた生地については後ほどオーブンで焼き上げ試食していただくこととしました。
また、食物繊維を食べて体内で作られる短鎖脂肪酸にはアレルギー性気道炎症を和らげる作用があるとの説明があり、市販の寒天ゼリーが紹介され、参加の皆さんに配布されました。
学科説明では、教員から管理栄養士専攻と健康・スポーツ栄養専攻について、それぞれのコースの特徴や授業科目、めざせる資格、卒業生の就職先などについて説明がありました。また、スタッフの在校生からも授業や学生生活についての感想や体験が紹介されました。
実験室での体験コーナーでは、手洗い体験をしていただきました。手のひらに汚れに見立てた蛍光色素液をつけた後、手を洗浄していただき、手を蛍光検出器に入れることにより残った汚れの程度を観察するというものです。
体験された方々からは、「手をしっかり洗浄したはずなのにまだこんなに残っているの?」という驚きの声や、「この部分が十分に洗えていなかった」といった気づきの声が発せられていました。
以上、簡単に様子を紹介させていただきましたが、本学科に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
次回は7月24(土)来校型オープンキャンパスを開催します♪
みなさま多数のご参加をお待ちしています。