私の学生生活(国試対策)&就職(保育園)、そして現在(助手)
はじめまして。この春から健康栄養学科の助手として入職いたしました、角田と申します。
学生時代は大学の近くで一人暮らしをしており、勉学とアルバイトの両立を意識していました。
国家試験対策はというと、3年生の夏休みから過去5年分の問題集を始めました。自宅で過去問をひたすら解き、見直しなどは学校の食堂にクラスメイトと集まって教えあい、課題をお互いに出し合ってモチベーションを保っていました。
たくさん勉強してたくさん遊んで今でも仲の良い友人たちと出会えた充実した4年間でした。
卒業後は、委託給食会社、保育園で主に調理や献立作成を経験しました。
現場で働く中で学生時代に学んだことの意味をより深く理解できたと思います。ここでの経験は今も私の基礎となっています。
他大学での助手を経験した後、海外の食生活や、完全菜食主義 (ヴィーガンという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?) の方の栄養や食事について知りたいという思いが高まり、カナダへ行くことを決意しました。
カナダではヴィーガンレストランのキッチン責任者として働きました。
ヴィーガンとは動物性食品を一切食べない人のことを指し、肉や魚はもちろん、卵や牛乳などの乳製品も禁止されています。こう聞くと、“え?野菜しか食べられないような生活をしているの?” とお考えになるかもしれませんが、大豆たんぱく質からお肉に似たような食感を作り出している製品や、フェイクチーズなどの代替品も数多くあります。
異国の地での慣れない英語、文化、メニュー開発など難しいこともたくさんありましたが、何度も試作を作ったり、仲間と意見交換したりする中で、私は管理栄養士としての知識があってよかったと思うことが多々あり、異文化の中で働くこともとても良い経験となりました。
将来、何になりたいのか、何がしたいのか分からないと悩む学生さんも多いかもしれません。なんでもとりあえずやってみる!意外なことから皆さんの興味のあることが見つかるかもしれません。
私は在学中に偶然、学生サポートセンターに置かれていた募集が目に留まり、アメリカボストン栄養士研修へ参加しました。当時は、おもしろそう!という思いだけでしたが、そのころから海外の食というものに興味を持ち始めていたのかもしれません。それがのちに海外就労に繋がったと今振り返ってみて感じています。
大学時代にしかできないことや経験はたくさんあります。ここ京都光華女子大学でたくさん学び、自身の興味のあること、好きだなと思えることを一つでも多く見つけてほしいと思います。
未来に向かって頑張る皆さんと共に成長できることを楽しみにしています!