令和2年8月26日(水)、管理栄養士専攻4年生が保健所・保健福祉センターにおける、公衆栄養活動に必要な知識と技術を修得することを目的とした臨地実習Ⅳの報告会を行いました。この報告会は、実習の総仕上げとして学んだことを発表する場です。
事前学習の一環として、地域特性や健康課題を把握するために地域新聞の作成を行っています。各地域の健康課題とその背景や歴史などは調べるほどに奥が深く、学生たちが苦労を重ね完成させた地域新聞は報告会会場の壁一面にぎっしりと貼りだされました。
今年度はコロナウイルス感染拡大防止のため、例年とは異なりオンラインでの報告会を行いました。対面でのやり取りが出来ない不慣れな環境のなか、学生たちはどのように工夫すればスムーズに進められるのかを試行錯誤し、またタイトなスケジュールのなか練習と修正を繰り返し当日の報告会に臨みました。
課題の作成にあたり、行政の管理栄養士の先生とのやり取りで指導頂いた事柄以外にも、他の班の報告を受けることにより、具体的な現場での業務をイメージし、共有し合いました。
今年度はイレギュラーばかりで大変な年ではありますが、みんなでアイデアを出し合い、主体的に動く重要性を感じられたのではないかと思います。この経験をしっかりと活かして卒業研究・国家試験に向けて、引き続き頑張っていきましょう!!