平成30年8月27日(月)、管理栄養士専攻4年生が臨地実習Ⅳの報告会を行いました。
この報告会は、総仕上げとして保健所・保健福祉センターで学んだことを行政の管理栄養士の先生方に向けて行うものです。
施設実習に行く前に、学内の事前学習として実際に実習に行く地域の特性や健康課題を把握するために地域新聞の作成を行っています。各地域の健康課題とその背景や歴史などは調べるほどに奥が深く、学生たちは苦労を重ねながら作成してきました。
報告会に向けて何度もスライドを修正し、リハーサルを重ねて臨みました。報告会当日は、壁一面に学生たちが作成した地域新聞が張り出され、行政の先生方や健康栄養学科の後輩からも積極的に質問があり、質疑応答が行われました。行政の先生方から「府民の方々、区民の方々の健康課題に対して、その事業を通してどうなって欲しいのかを考えてほしい」とご指導いただいた点が印象的でした。実習期間が短いからこそ、その事業がどうつながっていくのかを考える必要があります。
報告会では実際に自分たちが実習先で学ばせて頂いた業務以外も、他の班の報告を受けることにより、具体的な現場での業務をイメージする事が出来ました。
本学では、司会進行等の運営から報告会冊子の製本に至るまで、すべて学生主体による運営で進め、自主性を育んでいます。今回も報告会を終えた学生達からは自信に満ちた表情がうかがえました。
次は国家試験に向けて、頑張っていきましょう!!