6月に発生した地震に続き、西日本を中心とした豪雨により被害に遭われた皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も救助を待っておられる方々が一刻も早く安心できる状況になりますことを
祈っております。
今週は、管理栄養士専攻2年生の“食生活と調理実習”という授業についてご紹介します。
“食生活と調理実習”は、行事食やライフステージ別の食事について
調理実習を通して学ぶことをテーマにした調理実習です。
1年生の時に調理の基礎を学び、その基礎をベースとして
日本料理のみならず西洋のパーティー料理や韓国料理などを作ります。
また、作って食べるだけでなく、実際に油を量って油の吸油率を計算したり、
食材を切るなどして出た廃棄部分を量って、廃棄率の計算をしたりもしています。
この吸油率や廃棄率は、将来管理栄養士や栄養士として働く中で、
献立作成や、大量調理の現場における食材の発注にとても重要です。
全7回の調理実習の最終回は自分たちで献立を考え、栄養価計算を行い、
作業工程を考える自主献立に挑戦です。
テーマは“精進料理”。動物性の食品(肉、魚、バター、牛乳等)の使用ができません。
さて、学生からはどんな献立が出てくるのでしょう。
2年生にとっては自分たちが立てた献立で調理実習をするのは初めてで、
食材や調味料の量が自分たちの想像していたものとは違い驚きを隠せない班もあれば、
何事もなくスムーズに完成する班もあり…
無事に全班作り終えたときには疲れた~!!と言いつつ、
自分たちでやりきった満足感たっぷりの素敵な笑顔も見せてくれました。
食べる前には班ごとに自分たちの自主献立の紹介を行い、
良かった点、反省点共にみんなで共有し合いました。
学生にとって、良くも悪くも、全ての経験が
今後に生かされる実習になったのではないのかな、と思っています。
写真は実際に学生が作ったものです。
献立は白ご飯、蓮根のはさみ揚げ、きゅうりとわかめの酢の物、
スナップえんどうとしめじと長芋の和え物、里芋の味噌汁、抹茶豆乳寒天です\(^o^)/
味は…ともかく、みなさん本当によく頑張りました!!
今回うまくいったことはもちろん、反省点も忘れず、3年生の大量調理実習も頑張りましょう!!