健康栄養学科の初年次教育科目「基礎ゼミ」では、「主体的な学び」、「協働的な学び」をテーマに、4人1組でのグループでの探究学習を行っています。約1ヶ月の準備期間を経て、6月29日(水)、7月6日(水)の2週に渡って発表会を実施し、両専攻あわせて27グループが成果を披露しました。
発表会終了後には学生間で投票を行い、優秀グループを選出しました。ここでは、各専攻の上位2位(管理栄養士専攻は前後半に分けて選出)に選ばれたグループの発表テーマをご紹介します。
【管理栄養士専攻】
◯1週目(9グループ)
1位:健康的なダイエット
2位:昆虫食文化~昆虫食で世界を救おう~
◯2週目(9グループ)
1位:ダイエット食品について
2位:新型栄養失調と子どもの栄養
【健康スポーツ栄養専攻】(9グループ)
1位:コンビニ食と外食
2位:実は奥が深いスポーツ文化
皆さんが興味を持ったテーマはありましたか? この他にも、学生たちは多種多様なテーマに取り組んでいました。これらのテーマは全て学生自身の興味関心に基づいて設定し、論点も自分たちで設定し、発表用スライドを作成しました。大学での学びの本質は、自分で「問い」を見つけて能動的に探究していくところにあります。この点は高校までとの大きな違いです。
黙って先生の話を聞き、教科書に書いてあることを丸暗記するような学び方だけでは、これからのAI時代には太刀打ちできなくなるだろうと言われています。社会から求められているのは、AIにはない創造性や集団で協働して学ぶ力であり、それこそがこの探究学習の狙いでもあります。「基礎ゼミ」での学びを出発点として、4年間でどれだけ成長できるか、今から楽しみですね。