ヘルスツーリズムの振興を目的とするNPO法人「日本ヘルスツーリズム推進機構」の定義によると、ヘルスツーリズムを「健康・未病・病気の方、また老人・成人から子供まですべての人々に対し、科学的根拠に基づく健康増進(EBH:Evidence Based Health)を理念に、旅をきっかけに健康増進・維持・回復・疾病予防に寄与する」としています。
例えば、ウォーキングなどの「スポーツ・アクティビティ」、温泉浴などの「リラクゼーション」、地域ならではの健康的な食事を味わう「ヘルシーフード」などをテーマとした活動が推進されています。
健康スポーツ栄養専攻では、2023年度から栄養士の資格取得に向けて食品学や栄養学を学ぶだけではなく、京都の食文化についても学びのフィールドを広げていきます。同時に、健康運動指導士の資格取得に向けてウォーキングや水中運動の指導についても学ぶことができます。これらの学びは、京都の食材を使用した健康メニュー、森林浴を楽しみながらのウォーキング、温泉プールでのアクアビクスなど、日常生活の中にもっと「栄養」+「スポーツ」を取り入れる「ヘルスツーリズム」を考える学びにも繋がっています。皆さんも健康スポーツ栄養専攻で一緒に「ヘルスツーリズム」について考えてみませんか。