健康スポーツ栄養専攻の実技授業「健康スポーツ指導法Ⅹ(野外活動)」の校外実習が奈良県の吉野宮滝野外学校で始まりました。
第1日目は朝8時に大学集合、学園バスで野外学校まで移動して到着後すぐに実習開講式とアイスプレイクプログラムを実施しました。4つの班に分かれた19名の参加者はいずれも既に顔見知りの仲ですが、ゆっくり会話をしたことがないメンバーやお互いに深く知らないメンバーなどがいるため各班での親睦と結束を高めるプログラムでは、早くも笑顔の広がりがみられました。
昼食後は野外活動だけでなく日常の生活でも活用できる「ロープワーク」を学び、クラフトナイフを使用して今回の実習中に各自が使用する「竹箸づくり」をしました。ロープワークではグループ内でお互いに教え合ったり、竹箸をつくる時は普段見せないような真剣な表情で取り組む学生の姿も。
そして夕食は全員でかまどを使って薪でご飯を炊いてカレーライスを作ったのですが、ただ作るだけでなく班員全員で協力して制限時間内に作ったカレーライスの他の班にはない美味しさや盛り付けなどの工夫が評価されるコンテスト形式で行われたため、各班ともに協力して真剣に取り組んでいましたが日頃の調理実習での学習成果が出ていたかどうかは・・・?
夕食後はキャンプファイヤーをして、みんなでゲームをしたり歌を歌ったり、日頃出さないような大声を出したり・・・。普段の学内では見られない学生達の表情や姿が初日からたくさんみられました。
今回の実習のテーマは「自己理解・他者理解・相互理解」。つまり普段と違う(少々不便な)環境の中で、今まで気づいていなかった自分自身について、まわりの友人について、そしてそれらの人たちの関わり方について様々な発見をすることを目的としています。 (2日目に続く)