健康スポーツ栄養専攻の野外活動実習2日目は、起床後野外学校のすぐ横を流れる吉野川を散策して、自然の川が作る景色のすばらしさとその川が大雨の影響などによって氾濫する自然の脅威について学ぶことからスタートしました。
朝食後は、前日に比べて少し暑さが和らいだ吉野山への半日登山を行いました。木陰の多い登山道は爽やかな風が流れるもののまだ残暑の残る登山コースを全員で大汗をかきましたが、全員で励まし合いながら目的地の「花矢倉展望台」で素晴らしい吉野の景色を楽しむことができました。
下山途中では吉野宮滝万葉の道中にある高滝に立ち寄り自然のマイナスイオンを満喫した後、昼食をとって登山道の脇を流れる喜佐谷川のきれいな流れに足を浸して疲れた足を休めるだけのはずが、清流にダイブして全身ずぶぬれになる学生が数名・・・。
2日目の夕食後は、各班別に「一人一人を大切に」というテーマに沿った出し物を披露して競い合う「パフォーマンスナイト」が開催されました。朝の集いで指示されたミッションを本日の山登りや休憩時間の間に各班メンバーで出し物を相談して、キャンプファイヤーの前で歌あり、ダンスあり体を張ったコントありの4分間のパフォーマンスを披露しました。おそらく普段の学生生活だけでは、この短時間で他のみんなを楽しませるパフォーマンスを発揮するコミュニケーション能力やチームワークは生み出せないのが、今回の実習プログラムによって学生たちの中での変化(成長?)につながっているのではないでしょうか。
実習も残すところあと一日。最後まで学生の「自己発見と他者・自然への理解」を目指していきます。 (3日目に続く)