健康栄養学科では、健康スポーツ栄養と管理栄養士の両専攻ともに「健康運動実践指導者」の資格を取得することができます。
健康運動実践指導者とは、「健康体力づくり事業財団」が認定する主に成人~高齢者を対象に生活習慣病予防・改善を目的とした運動を安全かつ効果的に実践指導できる指導者に与えられる資格で、この資格所持者が全国の健康運動施設や医療・福祉機関、企業などで活躍をされています。
本学科では3回生前期までに指定された授業科目を履修して実技試験と筆記試験をパスすることでこの資格を取得できる「養成校」に認定をされていますので、毎年両専攻からこの資格取得にチャレンジする学生がいます。つまり「栄養」だけでなく「運動」に関する知識や指導技術を身に付けることで卒業後の進路選択の幅が大きく広がるわけです。
ただこの資格は受験したら誰でも合格するわけではありませんので、しっかりと受験対策をする必要があります。そこでまず先に実施される「実技試験」に向けて対策授業を行いました。実技試験は陸上でのエアロビックダンスや水中でのウォーキングと筋力アップのためのレジスタンス運動の模擬指導を5分間行い合否判定がされますので、その実技試験対策授業を本学科の「健康スポーツ指導法」などの授業を担当して下さっている正見こずえ先生に木曜日の授業終了後(6限~)に3週にわたってご指導いただきました。
学生たちは正見先生のご指導の下、運動指導のための見本となる模範動作やキューイング(指導時に対象者に行う口頭指導)の習得に向けて、全員が真剣な顔つきで取り組んでいました。
試験結果は12月から2月の間に実施される筆記試験を受験して、3月に合格発表となります。筆記試験対策も並行して行っていますが、昨年は約60%だった合格率が今年はどうなりますでしょうか?皆さまご期待ください!!