2025.02.14 授業紹介

【授業紹介】アダプテッドスポーツ論

 後期授業が終了した2月6~10日に「アダプテッドスポーツ論」という授業科目が集中講義形式で行われ健康スポーツ栄養専攻の3・4年生が受講をしました。

 アダプテッドスポーツとは「その人に合わせてスポーツをする」という考え方で、年齢や性別、障害の有無に関わらず、誰もが安全に運動やスポーツを楽しむことの大切さやその具体的な方法を学ぶ授業です。

 2/7の体育館で実施された授業では、心身に障害のある方が行う「車いすバスケットボール」の体験をしました。車いすバスケットボールで使用する「車いす」は通常のものに比べて大きく、激しい衝突にも耐えられるように頑丈なつくりとなっており、またプレイ中に急激な方向転換をするためタイヤが大きく外側に開いているため学生たちは最初自力で動かすのもかなり苦労しました。

 しかしそこにボール(これは通常のバスケットボールと同じボール)を手にしてドリブルなどが加わってきて難易度が増すと、なぜか途端に動きが良くなる健スポ生の不思議な習性がみられ、さらに競争やゲームとなるとますますモチベーションがあがり活気のある授業となりました。

 健康スポーツ栄養専攻では、子どもから成人・高齢者までまた健常者や障害がある方といった全ての皆さんが安全に効果的な運動実施をサポートできる知識や経験を積む教育を行っています。

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