「子どもと女性」に寄り添い、
豊かで伸びやかな心を支える
心理のスペシャリストへ

子どもや女性対象のカウンセリング相談や地域住民向けの子育て支援活動を通して、臨床心理の高度な専門的知識を修得。大学院附属のカウンセリングセンター、ならびに学外の施設(医療、福祉、教育)と連携して充実した実習を行い、さまざまな現場で人々の心理的問題に適切に対応できる実践的なスキルを身につけ、心の専門家として自ら考える力を持った人材の養成を目指します。

学びと特色

Feature

01

国家資格「公認心理師」に
対応した充実の実践訓練

医療・福祉・教育・司法・産業などの分野で他の専門職と協働しながら心理相談や助言・指導にあたる心理のスペシャリスト・公認心理師の国家試験受験資格取得に対応。学外での実習はもちろん、学内のカウンセリングセンターでの心理面接にも力を入れており、規定の実習時間(450時間)以上の経験ができます。一泊研修会なども実施。個別指導を中心とした少人数制で、基本からしっかりと習得できます。

02

大学院附属の
カウンセリングセンターで
子育て・地域支援を
実践的に学ぶ

「子どもと女性」のための相談活動を行っている大学院附属のカウンセリングセンターでは、学内外の教員の指導を受けながら、実際に1対1の心理面接を担当し、実践経験を積みます。さらに未就学児と親のための親子教室「ひかりっこ*くらぶ」、子育て相談「こもれびスペース」などの活動を通じて、親子の触れ合い遊びの支援や子育て相談に対応する力を身につけます。

取得可能な資格・免許状

ダブル取得可能

第6回 公認心理師
国家試験 合格率

90%

※合格者 9名/受験者 10名
2022年度及び 2023年度修了生

臨床心理士
資格審査 合格率

100%

※合格者 3名/受験者 3名
2023年3月修了生

  • 公認心理師(国家試験受験資格)※1
  • 臨床心理士(受験資格)
  • 教員免許状(公民/高等学校教諭専修免許状)※2
  • ※1大学で所定の単位を修得している必要があります。
  • ※2高等学校教諭一種免許状(公民)の取得が必要です。

主な就職先

スクールカウンセラー(京都市、大阪市、福岡県など)/京都府警察/陸上自衛隊/子育て支援センター/こども家庭相談センター/洛和山科小山児童園/いしやまクリニック/さわだメンタルクリニック/森ノ宮メンタルクリニック/社会福祉法人小鳩会/和歌山県立医科大学小児成育医療支援室/大学学生相談室 など

わたしの成長STORY

Student’s Voice

Y.Mさん 修士2年生

手厚いサポートを受けながら、
将来を見据えて学びを深められる。

少人数制で教員と院生の距離が近く、聞きたいことはすぐに相談できるため、本大学院はとても学びを深めやすい環境だと思います。学内実習で、初めてクライエントさんを担当することになった時には、ケースカンファレンスなどで先生方から多角的な視点に立って助言をいただき、私の不安な点が解消されました。学外実習でも手厚いフォローがあり、安心して挑むことができています。現場経験豊富な先生方の実践的な授業から目指す将来も見えてきました。

時間割例

主な実習先

  • 医療法人 竹村診療所
  • 社会福祉法人 平安徳義会 養護園
  • 光華小学校・京都光華中学校
  • 医療法人 稲門会 いわくら病院
  • 医療法人 横山・渡辺クリニック
  • 社会福祉法人 大阪西本願寺常照園
  • 教育支援センター など

学生の実践的な取組紹介

Topics

国家資格「公認心理師」養成課程スタート!
少人数制プログラムできめ細かくサポートします

公認心理師とは、医療・福祉・教育・産業などの分野において、他の専門職と協働しながら心理相談や助言・指導にあたる心理支援の専門家です。これまでの臨床心理士とは異なり、公認心理師受験資格を取得するには、公認心理師対応のカリキュラムを実施する大学(4年間)での学びが必須となります。本研究科では、関係法令や規則に則した充実のカリキュラムで受験資格に対応しています。

公認心理師になるには?

国家試験を受験し合格する必要があります。受験資格の取得には次の二通りの方法があります。

大学(4年間)+大学院(2年間)

大学と大学院で受験に必要な心理学等に関する科目を修得し、卒業する

大学(4年間)+実務経験

大学で受験に必要な心理学等に関する科目を修得して卒業し、その後、一定の実務経験を積む