目標16「平和と公正をすべての人に」
人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標16「平和と公正をすべての人に」との関連についてご紹介です。
概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標16は「平和と公正をすべての人に」です。法の支配、平等へのアクセス、腐敗の撲滅などが重要な取り組みです。また、公正で効率的な制度の構築や紛争の予防・解決、平和構築の強化を通じて、持続可能な発展を達成します。
人間健康との関連
平和な社会はストレスや不安の軽減につながり、精神的健康を向上させます。また、公正な法の下での生活は人々の安全を保障し、暴力や犯罪のリスクを軽減します。また、腐敗の撲滅や透明性の向上は医療制度や公衆衛生の改善につながります。平和な社会では、人々が健康的な環境で生活し、福祉を享受できるようになります。
人間健康学群での関連授業科目
授業科目:現代社会と法
授業テーマ:人々の暮らしと憲法
授業の概要:私たちの生活のなかに、法律問題は多く存在しています。とりわけ憲法問題(人権問題や国家権力の作用について)は、あまり馴染みのない問題のように思われるかもしれませんが、私たちの問題として認識すべき事柄ばかりです。本講義では、憲法に関する判例や現在行われている訴訟、時事ニュースなどを題材にして、これらが私たちの問題であることを認識するということを目標にしています。
文責 酒井浩二