目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」との関連についてご紹介です。
概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標17は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。持続可能な開発のためのグローバルな連携や協力を促進します。開発途上国への援助や技術移転の推進、多角的なパートナーシップの構築が重要です。また、政策の協調やデータの共有、貿易の促進なども目指します。
人間健康との関連
グローバルな連携と協力により、感染病やパンデミックの早期警戒や対処が可能になります。また、技術や医療の進歩を共有することで、医療制度の向上や健康サービスの普及が促進されます。貧困削減や教育の普及も健康に直結し、健康格差の縮小に貢献します。持続可能な開発におけるパートナーシップの強化は、人々の健康と幸福の向上につながります。
人間健康学群での関連授業科目
授業科目:多文化共生社会
授業テーマ:多文化共生社会についての理解を深める
授業の概要:京都における外国籍住民の現状と取り組みを紹介し、多文化共生社会の現状認識を深めます。私たちの暮らす社会は、今後外国籍住民の増加が予想され、多文化共生は社会的にも重要なテーマになっています。言葉が十分に通じない、生活習慣や価値観もちがう人たちと一緒に暮らすという現実が目の前に来ています。共生のためには相互理解や時には忍耐強さが求められる一方で、多様性のある社会は私たちに新たな可能性と強みを与えてくれることなども授業でとりあげます。多文化共生イベントへの参加やゲストスピーカーによる講義等は公益財団法人京都市国際交流協会の協力のもと実施します。
文責 酒井浩二