2024.06.27 教育研究③:健康生活

階段の上り下りで一挙三得

私の研究室は3階で、非常に重い荷物を持っている場合、けがや体調不良で歩行が難しい場合などはエレベータを利用していますが、普段は階段を利用しています。たとえば、私の昨日2024年6月26日(水)の階段上り下り行動を振り返りますと、細かくて恐縮ですが以下の通りです。振り返りますと、多くの頻度で階段を上り下りしていることが再認識されますと同時に、もしエレベーターを利用した場合、相当な頻度での利用となります。

研究室3Fから階段下り、1限目の教室3Fへの階段上り、授業後の下り、研究室3Fへの上り、健康診断後の6Fからの階段下り、研究室3Fへの階段上り、お昼休みの表彰式後の6Fからの階段下り、研究室3Fへの階段上り、3限目の会議へ研究室3Fから階段下り、会議室6Fへの階段上り、会議後に次の会議へ階段5Fへ階段下り、会議後に1Fへ階段下り

階段上り下りの習慣の理由は、以下の3つです。

1.電気代の節約
ウェブサイトによれば、エレベータを動かす駆動方法や収容人数により必要な電気代は変わりますが、特定規格のエレベータで7人乗りの場合、目的の階まで10秒かかると想定すると、一つ上の階に移動する場合の電気代は約0.23円です。この場合、5Fまで移動の場合は0.23円×5で1.15円の計算となります。電気代はエレベータの規格、駆動方法、収容人数など多くの要因で異なりますが、一人一人が無理のない範囲で階段利用することで、かなりの電気代の節約になります。もちろん、エコでもあります。たとえば信州大学など、多くの大学で節電の呼びかけをされています(ウェブサイト)。
2.筋肉への負荷
私の平日の運動として、毎朝15分程のストレッチ体操・筋トレのような運動と、通勤で片道徒歩合計20分程(3.2km程)歩いています。しかし、運動不足、筋力低下であると認識しています。現在51歳ですが、どうしても加齢により筋肉量も低下しがちです。ささやかですが、日々の階段上り下りで少しでも低下を抑制したいと考えています。また、たとえば階段の上りで息が上がっていた場合、少し運動が足りないかもしれないなど、自分の体力・体調を認識することにもつながります。
ウェブサイトによれば、平均的に8,000歩/日の歩行で死亡リスク減少につながり、その頻度は週に1~2日でも効果的とのことです。もちろん職場・学校等の建築物の構造にもよると思いますが、上記の私の例のように、意外と1日にフロア昇降の頻度は高く、階段上り降りすることで歩数アップになり、健康貯金のような効果があります。

3.ウォーキングアプリのポイント加点
私はアプリに歩数アプリを入れて、日々の歩数を計算しています。平均的には7000歩/日の程度です。アプリで、ショート動画を参照する必要はありますが、参照で歩数に比例してポイント加算されます。貯めたポイントで多様なお店で商品を購入できます。こちらは副次的な理由ですが、毎日の歩行数が確認でき、かつ利益につながり、得した気分にはなります。

この階段上り下り習慣は、上記のように一挙三得で、多くの人に習慣化頂きたいと考えています。人間健康学群で、階段上り降り習慣化に向けた取組をできれば理想的と考えています。

文責 酒井浩二

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