指や足の爪に塗料をつけるネイルは、美容、アート、施術など多様な側面を持ちます。近年、非常に多くの方がネイルを楽しみ、ネイルサロンも増えています。
2023年10月19日(木)のお昼に、本学の心理学研究科所属の大学院生(Fさん)にお願いしまして、人間健康学群1年生(Hさん)に水性ネイルを塗って頂きました。Fさんは、こどもへのネイル施術による感情・行動の変容について研究され、JNEC日本ネイリスト資格もお持ちです。
最初に、FさんはHさんとネイルに塗る色や絵柄を話し合い、15分程で両手にネイルを塗って頂きました。塗っているあいだ、Hさんは1年生といろいろお話されていました。シンプルでかわいらしいピンク色で、とてもきれいなネイルです!なお、水性ネイルは、上羽絵惣株式会社さんの商品を使用されました。
先行研究では、福祉ネイルにより高齢者は気分が高まり、毎日が楽しくなるなどの結果が蓄積されています。しかし、Fさんの研究対象であるこどもについては、ネイル施術の効果が検証されていません。Fさんの今後の研究に期待したいと思います。
人間健康学群は、学部等連係課程による学科で、本学内の多様な学部・学科・大学院との連携を通じて教育研究を推進しています。今後も、学内外の多様な教育研究に携わる方々から人間健康学群の学生が学びを得られる環境を構築して参ります。
文責:酒井浩二