目標1「貧困をなくそう」
人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標1 「貧困をなくそう」との関連についてご紹介です。
概説
2030年までにあらゆる形態の貧困を終わらせることを目指しています。具体的には、1日1.90ドル未満で生活する極度の貧困層をゼロにすることや、社会保障システムの強化、貧困層の権利を守る政策の推進などが含まれます。
人間健康との関連
貧困と健康は密接に関連しています。貧困は適切な医療や栄養へのアクセスを制限し、病気や早死のリスクを高めます。また、劣悪な住環境や衛生状態は感染症の拡大を助長します。SDGs目標1の達成は健康格差の解消に貢献し、全体的な公衆衛生の向上につながります。
人間健康学群での関連授業科目
授業科目:「国際社会の理解」
授業テーマ:世界がどのように動いているのかを把握し、グローバル社会への理解を深めます。
授業の概要:新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻、地球温暖化、貧困など、世界中の人々が同時に、同じ難題に直面する時代です。身の回りに外国製品があふれ、情報は世界中から、あなたのスマホにひっきりなしに飛び込んで来ます。世界の動きと無縁に生きていくことができない時代だから、世界の動きをしっかりとつかむ力が、自立した人間、責任ある市民として生きていくために、そして、人生を豊かにするためにも必要です。この授業では、世界の動き、すなわち、国際社会がどのようにして成り立ち、どのように動いているのかを、わかりやすく解きほぐしていきます。
文責:酒井浩二