2024.05.22

人間健康学群で学ぶSDGs③

目標3「すべての人に健康と福祉を」

人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標3「すべての人に健康と福祉を」との関連についてご紹介です。

概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標3は「すべての人に健康と福祉を」です。2030年までにすべての年齢の人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進することを目指しています。具体的なターゲットには、母子保健の改善、感染症の撲滅、慢性疾患の予防、精神的健康の促進、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現などが含まれます。

人間健康との関連
目標3は健康の改善そのものを目的としています。包括的な医療サービスの提供により、病気の予防と治療が強化され、健康寿命が延びます。また、健康と福祉の向上は経済的な安定や社会的な平等の促進にもつながり、全体的な生活の質が向上します。

人間健康学群での関連授業科目
授業科目:「地域福祉と包括的支援体制Ⅰ」
授業テーマ:地域福祉の基本的枠組みと概要を理解します。
授業の概要:コミュニティの弱体化と少子高齢社会を背景とした社会の状況をふまえ、現状の地域福祉課題の解決策とこれからの地域福祉推進のあり方を踏まえ、地域福祉の基本的考え方、展開、動向について理解します。そして、問題解決のために自治体や社会福祉協議会などの専門機関や町内会やNPOなどの自主的活動団体等など多様な地域福祉推進主体について理解します。さらに、具体的なサービスの担い手となる専門職や非専門職がどのような連携やネットワークを用いて解決に向けた取り組みを行っているかを理解します。

文責:酒井浩二

SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」
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