2024.05.22

人間健康学群で学ぶSDGs④

目標4「質の高い教育をみんなに」

人間健康学群の学びは、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の実現にも強く関連しています。本ブログでは、以下の目標4「質の高い教育をみんなに」との関連についてご紹介です。

概説
持続可能な開発目標(SDGs)の目標4は「質の高い教育をみんなに」です。2030年までにすべての人が公平に質の高い教育を受け、生涯学習の機会を享受できるようにすることを目指しています。具体的なターゲットには、初等・中等教育の普及、技術・職業教育の強化、教育機関の改善、教育における平等の促進などが含まれます。

人間健康との関連
教育は健康と密接に関連しています。質の高い教育は健康知識の向上を促し、健康的なライフスタイルの実践を助けます。教育を受けた人々は医療サービスへのアクセスが向上し、病気の予防や治療に積極的になります。また、教育は精神的健康にも寄与し、全体的な生活の質を高めます。

人間健康学群での関連授業科目
授業科目:「教育原理」
授業テーマ:学校制度の歴史的展開と現代社会の教育課題から、これからの時代における教育のあり⽅を構想します。
授業の概要:現代の学校制度は、古代以来の⼈類の歴史の中で、社会的な要請を受けて作られてきたものです。歴史的に形成されてきた学校教育制度は、急激な社会の変容に伴って構造的な限界を露呈しつつあり、⼤きな転換期を迎えています。本授業では、現代の学校制度に⾄るまでの歴史的展開を概観し、我々が「当たり前」と思っているシステムが作り上げられてきた過程を、その背景にあった社会状況に注⽬しつつ学習します。それを踏まえて、課題が多様化するこれからの時代の学校教育のあり⽅について、⾃分なりの理想像を持てるようにします。

文責:酒井浩二

SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」
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