2024.08.19

産着つくり体験??助産師過程の講義紹介

皆さん、こんにちは?
助産学専攻科(助産師養成課程)です?

6月後半から病院実習が始まり、現在もいくつかの実習施設(病院産婦人科や助産院)に行き、実習を頑張っています。病院では赤ちゃんが誕生する貴重な瞬間に立ち会い、また助産院では地域で活躍される助産師さんの実際の様子を学ばせていただいています。?

 

今回は、これまでに大学内で行った授業の様子をご紹介します✨

5月に『助産学概論』という科目の中で、周産期のグリーフケアに関する講義がありました。

悲しいお話になりますが、時には、おなかの中で赤ちゃんが亡くなってしまうこともあります。助産師は、大切な我が子を亡くされた妊産婦さんやご家族への支援も行います。この授業では、悲しみの渦中にある妊産婦さんとそのご家族への心のケア、どのように寄り添うかなど助産師としてのグリーフケアの在り方を学びます。

グリーフケアの一つとして、赤ちゃんのためにできることを、一緒に考えて提案できるということも大切です。そのために学生たち自身が、小さく生まれた赤ちゃんのための「産着」作りを体験しました。

手縫いで作ることができ、1時間半ほどでできあがりました✨

喜ばしい場面だけでなく、もし万が一、悲しい状況となった場面でも、妊産婦さんとそのご家族を支えられる助産師を目指して、日々、学んでいます?

今回は講義の1つをご紹介しました。今後も、講義・演習・実習の様子をご紹介していきます?✨
真剣に集中して、産着を縫っているところです
できあがった産着です
1人1着ずつ完成しました
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