徐々に暖かい布団が恋しくなってきた今日この頃。
今夏も京都光華女子大学心理学科のオープンキャンパスにご来校頂きありがとうございました。みなさんの学校選びの一助となれば幸いでございます。
さて今回もオープンキャンパスのスタッフからミニ講義のリポートが届きました。少々お付き合いください。
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8月18日の午前のミニ講義は、川西先生の社会心理学の講義でした。タイトルは『恋の心理学 ~恋のカタチ、人それぞれ~』で、心理学科でも好評の恋愛に関する心理についてのお話です。
ジョン・アラン・リーの概念に基づき松井豊が翻訳・改良した「恋のカタチ」を測定する心理テスト(簡易版)を希望者に体験していただきました。
ジョン・アラン・リーの示す「恋のカタチ」は以下の6つ分けられます。
ルダス
遊びの愛(恋愛をゲームと捉え、楽しむことを優先するタイプ)
ストーゲイ
友愛的な愛(長い時間をかけて、知らず知らずのうちに愛がはぐくまれるタイプ)
エロス
美への愛(一目惚れを起こす恋愛至上主義のタイプ)
プラグマ
実利的な愛(恋愛を地位の上昇などの目的達成の手段として捉えるタイプ)
アガペ
愛他的な愛(相手の幸せのためには自分を犠牲にしてもかまわないと考えるタイプ)
マニア
嫉妬深い愛(恋愛に熱中し、激しい感情を持つタイプ)
“恋愛”というテーマは、高校生の皆さんにも興味が沸きやすいテーマですね。そこに川西先生のユーモラスなお話もあり、皆さん集中して聴いていただけたように思えます。これを機会に、心理学への興味・関心を更に深めていただけたように思います。この恋愛テスト(完成版)は、オープンキャンパス(心理学科ブース)でも体験としてご用意しておりますので、よろしければ心理学科に是非お立ち寄りくださいね!
心理学科4回生M (2018年10月12日)