11月28日(火)の「児童・家庭福祉」では、
職員歴30年以上というベテラン職員のKさんより
施設や子どもたちの様子について
お話を伺いました。
児童養護施設は、
何らかの事情で家庭で暮らせない子どもたちの暮らす場所です。
数は全国に600か所ほどで、
実際にはどんな場所なのか? 学生たちは見た事がありません。
Kさんは施設内の写真をたくさん見せてくださり、
子どもの生活環境の実態をイメージすることができました。
また、専門里親もされているというKさんの実経験から、
子どもたちがどんな気持ちで施設にいるのか?
エピソードも交え、お話くださいました。
学生の中には、いずれ、施設で実習をしたり、
進路として考える者もおります。
そうした子どもにどのような姿勢で接すればいいか?
聞きますと、
「ありのままで接してほしい。ダメなことはNOと
言ってほしい。
“ありがとう”と言えることがあれば、
感謝のシャワーを降らせてほしい。
色々な経験から、自己肯定感が低い子どもたちが
多いから…」と教えてくださいました。
実際に子ども達と会った時に、
とても役立つ助言だと思いました。
Kさん、ご多忙の中お話いただき、
本当にありがとうございました!!