先日、いつも本学がお世話になっており、また卒業生も就職して頑張っているNPO法人「寝屋川市民たすけあいの会」に行き、見学させていただきました。
こちらの法人では、障がい者の方々の支援を中心として活動されています。
見学に行く日程は事前に相談させていただき決めていたのですが、先日の台風21号の影響で大きな被害を受けてしまいました。
見学日がこの数日後だった為、見学はできないかと思っていました。
しかし、職員の方より「こんなときだからこそ、見学に来てほしい。私たちもみなさんが見学に来てくれることで、普段の日常の感覚を取り戻したい。」とのお言葉をいただきました。
そのように思うことはなかなか難しいと思うのですが、見学に行ってみてここで働く職員さんだからこそ、そんな考えができるのだと納得しました。
メンバーさん(寝屋川市民たすけあいの会では、利用者さんのことをこう呼びます)が過ごすフロアや、活動するキッチンでも被害があったのですが、職員の方々が工夫をして、いつもとなるべく変わりない時間を過ごせるようにしていました。
施設が使用できないから休みにするのではなく、使えるものや場所を使えるように考えて実践する、という考え方です。
そのおかげで、メンバーさんはいつもと変わらない場所で職員さんに囲まれて過ごされていました。
一緒に見学に行った学生からも「大変な被害に合っているのに、みなさんとても明るくて驚いた」との感想がありました。
とにかく普段からいろいろな工夫をされているので、今回のような被害に合われても対応力があるのでしょうね。
それでも、いつもの生活とは違うと思うので、1日も早く普段の生活が戻るように応援したいと思います。
以下のページで、今回の被害の状況や、寄附募集について掲載されています。
是非ご協力お願いいたします。
https://congrant.com/project/neyagawa/203
寝屋川市民たすけあいの会の、職員さん、スタッフのみなさん、大変な中見学させていただきありがとうございました。
☆彡社会福祉専攻のHPはこちら
http://www.koka.ac.jp/welfare/