先日、障害者福祉論のゲストとしてお話いただいたK様より、
こんな素敵な小物をいただきました?
K様は、難病患者というお立場から、
学生たちに貴重なお話をしてくださっています。
手作りの、小物入れやアクリルたわしです。
1点1点違うデザイン、
作るものや使う想定の場面によって、素材も変えておられます。
本当に細やかな心遣いが一目でわかる品物ばかりです。
届ける相手のことを考えて、一編み一編み、
作られたに違いありません。
それがとっても伝わります。
そこで、この小物のいわれをうかがいました。
K様は社会福祉士や看護師としてご活躍されてきたそうです。
しかし、今では、たくさんの人に支えてもらう場面も多く、
その感謝の気持ちを何かで表して伝えたい時もあるとのこと。
そんなとき贈られるのが、お母さまが手作りされる、
この小物なんだそうです。
そうか、ここには、お二人分の気持ちが込められていたのですね。
だから、より一層、心を打ったのですね。
誰でも、“してもらう”ばかりでは、気持ちは一方向で、心苦しいもの…。
心のキャッチボールの大事さや、
感謝の気持ちを込めあうことの暖かさ。
小さなこの作品は、心を交わすこととは? ということを、
我々に語りかけてくれています。
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