2017.12.26

「京都光華高等学校」と本学「看護学科」の高大接続プログラムを実施しました

1218日と1222日の2日間、京都光華高等学校と本学看護学科との高大接続プログラムを実施しました。
本高大接続プログラムは、看護師を志望する併設の京都光華高等学校の生徒の皆さんに本学看護学科で実際に行われている授業に触れる機会を提供することで、学習に対する意欲を高め、進路選択を支援することを目的としています。

今回、高校1年生は清水純先生による特別講義「看護師になるためには」を受講しました。特別講義は、看護師としての「知識」だけでなく、「考え方」についても深く考える内容となっていました。講義の中で、タイタニック号事件などを例に挙げ、「看護師としての立場から判断すると、災害現場で優先的に看護(救助)するべき人は?」などといった問いが投げかけられ、生徒たちは真剣に考えていました。生徒たちからはさまざまな意見が挙がり、活気のある授業が行われました。

高校2年生は山口曜子先生らが担当される「成人看護学演習Ⅰ」に参加し、洗髪と心電図測定の演習を見学しました。生徒たちからはベッドと洗面台で洗髪する患者さんの違いなど、在学生に質問をする風景が多く見受けられました。また、心電図測定では在学生に教わりながら、人体模型を使って実際に測定をするなど積極的に授業に参加していました。

本高大接続プログラムは、年に2回(前後期各1回)開催されており、今回は2回目ということもあって、前期から参加している生徒は積極的に先輩へ話を聞く姿が見られました。また、看護師の国家試験に関する質問など、前回と比べてより進路を意識した質問も挙がり、プログラムに参加した生徒は学習に対する意欲が高まった様子が見られました。