キャリア形成学科の高野拓樹准教授が京都府立東稜高等学校の2年生を対象に講義を行いました。
テーマは「持続可能な社会をめざして2」です。このテーマは年2回(緑化実習を合わせて合計年4回)実施されており、環境配慮の社会について理解を深めることが目的です。
今回の講義は、昨年、東稜高校生が植えたブルーベリーを使って、色素増感太陽電池(色素を使った太陽電池)を作成し、その性能を評価するというデモ実験を含めたものでした。
高校生は自分たちが植えたブルーベリーで、本当に発電するのか!?興味津々。結果はちゃんと太陽電池としての性能を示すものでした。
太陽電池は一般にはシリコン型(ほとんどの屋根にはこのタイプが採用されています)が有名ですが、身の回りの身近な植物(ブルーベリーの他、ハイビスカスや紫キャベツなどの「アントシアニン」を含むもの)でも作製することができます。
実際に東稜高校の屋根に設置するには、まだまだ課題はありますが、今回の講義では、より生活に近い観点から先進技術について親しみを持つよい機会となりました。