応用ゼミ(3年生)では、それぞれの教員の専門性に合わせて、少人数の演習方式でより深い学びをおこなっています。主に観光学を勉強する佐滝ゼミでは、9月28,29日の1泊2日で、香川県の観光の最新事情を視察・体験する「ゼミ合宿」を実施しました。
学びのポイントは、1)江戸時代から続く老舗の観光地「こんぴらさん」が今どのような観光地に変貌しているか、2)「うどん県」を前面に押し出してPRする香川県が飲食以外にどんな「うどん体験」を観光客に提供しているか、3)ここ2年ほどでインスタグラムの影響で一気に観光地化した「日本のウユニ塩湖」は、観光地としてどこまで整備されてきているのか、4)最近日本の「島」に外国人観光客が増えている中、オリーブ栽培や醤油業を観光に結び付けている小豆島は、どんな「産業観光」を展開しているのか、の4点です。
こんぴらさんの門前で、「うどん教室」に入学してうどん作りを体験したり、インスタ映えの聖地で観光客に交じって自分たちもインスタ映え写真に挑戦するなど、2日間びっしり体験型の研修を行い、日本の地域における観光事情を肌で体感することができました。