少し前にはなりますが、ハロウィンイベントがありました。学生が春頃から少しずつ進めていた様子はコモンズからも見られました。
当日はあいにくの天気で、足元が悪くはありましたが、多くの方にご参加いただいたようです。本当にありがとうございました。
仮装した小学生や保育園児、またはそれよりも小さな子が大学内を回ってスタンプを集め、お菓子を貰います。お菓子を受け取るカゴは、学生がコモンズで試作していたあのカボチャです。スタンプの各ポイントには学生が、スタンプラリー間の案内には地域の方にお願いして、協力しながら運営しました。
空模様を気にしているのは大人ばかりのようで、傘の下から「次はー!?」「こっちぃ!!!」と声を掛け合う子どもたち。持っているお菓子のカゴが濡れたことさえ楽しんでいるようでした。参加者の多くが笑顔で回っていて、イベントを楽しんでいる様子が伝わってきました。
直前の直前まで準備に追われていた学生の「やってよかったほんとうに」という言葉と、達成感を持った笑顔がとても印象的でした。
今年初めて実施されたイベントで、手探り手探りで奔走している学生の様子から、大変さが想像されました。トラブル一つ一つと対峙することには特に苦労したのでは…と思います。それでも、当日雨にもかかわらず多くの方に参加いただけて、そのにぎやかさを笑顔で見守る学生たちの表情に、こちらまで嬉しくなりました。経験することで自身が成長出来たように見受けられますし、自信にもつながった様子です。「これをやり切ったのだから」という思いは、自分の中でモノサシになって、これからの自分を支えてくれます。今回の経験は、貴重なモノサシを持つ契機でもあったことでしょう。就活、インターンシップ、他イベント企画などなど、今後活かせる機会は多そうです。
ところで、1号館ロビーは昨年度工事を経て、落ち着いた雰囲気の灯りがともる空間になっています。今回ここもスタンプポイントで飾りがしてありました。ここで写真を撮るときっと素敵になる、と教えてくれた学生がいました。私も撮影してもらうと、たしかにその通り!光華だけの特別な場所だという気づきが、私にとって移動の通路でしかなかったその場所への意識を変えました。こちらも嬉しい変化です。