キャリア形成学科には、マネジメントを学ぶ科目としてビジネス・マネジメント原論、サービス・マネジメント原論、ソーシャル・マネジメント原論があり、2年生になると受講することになります。今回はソーシャル・マネジメント原論の様子をお伝えします。キャリア形成学科の授業の様子の紹介4回目です(^^)
「ソーシャル・マネジメント原論」では、社会や地域で起きている課題を人々がどのように解決しようとしているのか学びます。よりよい社会の実現に向けて本気で取り組むゲストからの熱い語り掛けを聞くことが出来るのがこの科目の特徴です。
昨年度も多くのゲスト様にお越しいただき、様々な分野で活躍されている様子をお聞きしました。講義で覚えたキーワード、ノートに書いたその言葉も、実際に課題として受け止め、取り組んでいる方の口から聞くことで、理解が深まったように見えました。講演を終えてからもふと考えるようになる…そんなきっかけとなったのでは。
はじめの写真は、京都発チャリティー専門ファッションブランドJAMMIN 西田様に「チャリティーをもっと楽しく、身近に」と題してご講演いただいたときの様子です。真剣に耳を傾ける学生が多く見られました。起業のきっかけとなった学生時代の出来事、チャリティーの仕組み、普段どのように活動されているか、学生へのメッセージなど…。講演から伝わってくる想い、さらには具体的な内容・問いかけから、より深い理解が促されます。実際にサイトへ足を運んだ学生さんもいました。チャリティーを考えるようになったのでは。
次の写真は、Dari Kの河村様のご講演の様子です。「カカオを通して世界を変えるDari Kの取り組み」と題しまして、ご講演いただきました。私たちに身近なチョコレート。ここから考える持続可能な経済発展について考えていきました。エシカル、フェアトレード、利益配分……板書で見た言葉と現場…。途中いくつも問いかけがあり、何度も立ち止まって考え、ワークシートに記入しました。SDGsへの理解にもつながったようです。
もちろん、ソーシャル・マネジメント原論から学ぶのは、この領域のことだけではありません。お聞きする取り組みから学ぶのは、キャリア形成学科の学びの3領域全てを網羅するものです。どの領域も大切であることもまた実感できました。