ニュージーランドにあるリンカーン大学英語主任の先生にお越しいただき、キャリア形成学科の学生がアクティブラーニングに取り組みました。教員の話を聞くばかりでなく、学生がグループワークなどを通して積極的に参加していくスタイルの講義です。はじめは先生の自己紹介やニュージーランドの紹介からはじまり、リンカーン大学の講義の様子も教えていただきました。時折交えられる冗談に笑いが起こるなど、少しずつ和やかな雰囲気になっていきました。講義はすべて英語で行われますが、英語そのものを学ぶというより、ニュージーランドで売られている商品を日本売り込むための考慮や工夫といったものをグループでディスカッションし、英語でプレゼンを行うといったものでした。



留学生の方と交流する回も何度か設けられました。日本語を勉強している留学生と英語を勉強しているキャリア形成学科学生が4,5人の小グループになって、日本語と英語を交えて質問をしたり答えたり……他国との文化の違いに触れられたようです。好きなアイドルグループが一緒だったり、変わったバイト先だったり…会話のきっかけは実は一緒なのかもしれません。もっと聞いてみたいと思うことで話題が広がるようです。
他にも、日本の文化に触れてほしいと、学生が日本の文化を英語でプレゼンをして、折り紙やカルタといった遊びを一緒に楽しむ回やたこ焼きを一緒に作ってランチをする回もありました学外へ足を延ばし、京都の観光地を巡ったり、八つ橋体験に行ったりと学外で行う学習もありました。



事前に学習した英会話のフレーズを、実際に使って会話をしていくことは難しい事ですが、実践するからこその学びがあったようです。知っている単語を使って、ジェスチャーも交えて、積極的に会話をしていく姿が印象的でした。


